2014年05月27日
お勧め混浴露天風呂(北海道編)
温泉に行ってきた。
伊豆の下田。
温泉は気持ちいい。
僕は鉄だが、鉄道ばっかり乗っているのは嫌いだ。
鉄に乗ったら、温泉に入って、美味いラーメンを食べ、
その土地の美味い酒を飲みたい。
だから、僕が趣味で鉄道に乗るのは昼だけである。
夜に乗っても景色は見えんし、面白いことは何もない。
そんなことをうちの社員の由依ちゃんと話していると
混浴露天の話になった。
そこで、僕のお勧め混浴露天風呂(北海道編)+美味いラーメン+鉄道の発表。
由依ちゃん、これから彼氏と制覇しておくれ~
北海道
●釧路→屈斜路湖近辺
屈斜路湖は、マリモで有名な阿寒湖のそばだが、
屈斜路湖岬には、多くの露天風呂が点在する。
着替えるところも何もなく、ただ温泉が湧いている。
池の湯、コタンの湯などが有名だが、
僕が行った時は、池の湯には藻が生えていて、
藻のフニャフニャ感が嫌な人は入れんだろう。
池の湯
本当に池のように広い露天風呂。
解放感 ☆☆☆☆☆
入り易さ ☆
女子は水着が必要だろうなぁ。
でも景色は絶景。
素晴らしい温泉だ~
アクセス 釧路空港から釧網線で川湯温泉下車
僕のお勧めは、釧路でまず、ラーメン。
釧路ラーメンは醤油さっぱりだ。
八戸ラーメンに似ている。
対岸で昔、海での交流があったからか???
そこから、釧網線に乗ると釧路湿原などがあり、素晴らしい景色が続く。
釧路から約一時間ちょっと行くと、川湯温泉である。
ここから、屈斜路湖はすぐである。
屈斜路湖に行って、屈斜路湖一周をしながら、温泉を巡るのがよい。
赤湯
建物の外の湖側にある2m四方ほどの小さな露天風呂。
解放感 ☆☆
入り易さ ☆☆☆☆
奥の湯
2~3人サイズの岩でできた露天風呂。
解放感 ☆☆☆☆☆
入り易さ ☆☆☆
オヤコツ地獄温泉
湖のすぐ目の前にあるのがオヤコツ地獄温泉
自分で石を囲んでマイ湯船を造ることができる。
解放感 ☆☆☆
入り易さ ☆☆
コタンの湯
湖から5mほどで景色バツグンの露天風呂。
まん中に大きな岩で仕切りがあるだけの半混浴状態。
解放感 ☆☆☆☆
入り易さ ☆
砂湯
砂湯の看板から湖までの砂地のどこを掘っても温泉がでてくる。
解放感 ☆☆☆
入り易さ ☆☆☆☆☆
和琴温泉 露天風呂
コンクリートと石でできた半月形をした露天風呂で
湖の底から熱い温泉が湧き出している。
解放感 ☆☆☆
入り易さ ☆☆☆☆☆
2013年08月27日
北海道鉄道記
夏は北海道じゃ。
夏の東京は大嫌い~。
それで、毎年、夏になると北海道に逃げる計画を立てる。
<(株)キメラ様、(株)ワールド山内様見学ツアー>
そして、僕はそのツアーに乗じて、電車一人旅ツアーを開催するのである。
北海道の鉄道は、なんと面白いことか。
駅名である。
こんな駅名が頻繁にあるのは、JR北海道だけだ。
礼受(れうけ)
阿分(あふん)
信砂(のぶしゃ)
舎熊(しゃぐま)
留萌本線の終点駅
増毛(ましけ)
この駅には、日本最北端の醸造所、国稀がある。
そこで、僕は、JR北海道駅名カードを見つけてしまった。
醸造所に行って、なんと駅名カードを100枚も買ってしまった。
<駅名カード>
酒は買わなかった。
だって重いもん。
さらに列車旅は続く。
雄信内(おのっぷない)
日本最最北端の駅、稚内(わっかない)
ついでに南稚内。
そーいえば、今回の旅は、腹が立つことも多かった。
夏のJR北海道のサービスは最低である。
以前、JR九州のブログを書いたが、正反対だ。
今回も夏の旅行シーズンなのに一編成の車両。
2時間近く立ちっぱなしで、山手線状態。
なんで、車両を増やさない>JR北海道
せっかく、涼しい北海道に来て、満員列車に乗せられるとは思わなかった。
まぁ、文句を誰に言えばいいかもわからんが、
北海道は観光立国だということを認識してほしい。
その旗印となるべくJR北海道のサービスの悪さは、いったいなんなのだろう。
俺にJR北海道の社長をやらせたら観光客を10倍にしてみせるぜ。
なんてったって、JR北海道の景色、駅名、駅舎、線路、
素晴らしいところだらけである。
<新十津川駅舎>
北海道といえば、ラーメンも各地、各所で美味い。
<稚内青い鳥ラーメン>
<ラーメン十勝平原>
温泉もある。冬はスキー、スノボ。
もっと、もっとサービスをよくして、観光客を1000万人、呼び込むべきだ。
スイスは、人口700万の国だが、観光客は7000万人来る。
北海道は、人口500万なので、もっともっと観光に力を入れて欲しい。
頼むよ、JR北海道。
2012年12月18日
ブラジルツアー!その2
ブラジルは、人口1億9,000万(日本の1.6倍強)
面積は日本の23倍。
資源はある。
農産物も獲れる。
工業も発展している(自前で航空機を作れる国だからのぉ)
さぞかし凄い国なんだろうなぁ。
と思ってサンパウロ空港を降りると、意外と小さい空港だった。
東南アジアの小国の都市空港か、日本の広島とか、福岡とたいして変わりない
小さい空港だ。
外に出ると、日本の反対の気候なわけで、暑い。当然、半袖。
日系人の羽生さんに迎えに来てもらった。
僕以外のメンバーはもう、全員着いていて、居酒屋で待っている。
今回のメンバーは、
・ブラジルの案内人アバンセ林社長
・hakkai関社長
・NCベトナム(ITM)のチュン副社長
・大阪の大和合成 奥野社長
というメンバーである。
とりあえずは、長旅ご苦労様ということで、
最初から日本の居酒屋で乾杯、となった。
さて、工場見学一日目。
今日はサンパウロの約100キロ北にある
インダイヤトゥバ工業団地を訪問した。
自動車メーカー各社が出揃う工業団地だ。
1件目、ペクバル。
日本では愛知県刈谷市に本社を置く会社だ。デンソーの子会社でもある。
日系人の吉原さんに話を伺った。
昨年まで100名前後の人員だったが、このところ増産で400名に急増中。
取引先は、東海理化、東京シート、デンソーなどを経由して、
トヨタ、GM、ワーゲン、フィアットなどに製品を入れているそうだ。
3年先には売上がほぼ3倍になる見込みを立てている。
こうなると、生産をいかに間に合わすかの世界である。
うーむ、一件目は、とても忙しそうな工場を見せていただいた。
工場は、日本式のカイゼン、5Sが行き届き、とても綺麗だった。
2件目、オグラクラッチ
こちらは本社が群馬県の桐生。
タイ、中国、米国、ヨーロッパに工場を出している。
こちらでは日本から出向の上野社長に話を伺った。
「ブラジルは、大変ですよ」開口一番。
僕らは、先ほどのペクバルで増産、増産の話を聞いたばかりである。
「いやぁ、利益が出ません」と上野社長。
「インフレと税制がとんでもないんです」と仰せられた。
金型技術者の給与水準は日本並み、
税金を合わせたら、日本以上かもしれない。
ワーカーも実質的には10万円程度(給与5万に対して、税金が5万)なので、
人件費が相当高い。
なるほど、数値を見ている社長からすると儲からん市場なのだなぁ、
という感想である。
「税制とインフレをどう読むかで、儲けが決まります。」と上野社長。
なるほど、ブラジル。
一筋縄ではいかんということだ。
3件目 SENAI(技術工業専門学校)
ブラジルでは工業専門学校が盛んである。
全国に900箇所、サンパウロにも90箇所。
SENAIと呼ばれる技術工業専門学校がある。
ここの運営は、すべて企業から1%の税金が支払われることで運営されている。
なるほど、設備は堂々たる設備である。
また、5Sも相当進んでいる。
教育機関からして、相当厳しそうだなぁ、ということが伺い知れた。
現在のブラジルは、工業は花形産業である。
2日目には、ローカル企業2社および、NIKKEI新聞の本社を訪問した。
1件目、金型屋。
こちらの金型屋も中国に金型を発注し、中国との戦いに苦しんでるとのことだ。
5年前は200名以上いた社員も今は、80名。
設備も、ここ数年納入した気配はない。
お客さんはヨーロッパのメーカーが多いが、
一部、日系企業とも付き合っているそうだ。
2件目、成形屋(金型も内製)
いやぁ、グレート。素晴らしい成形屋だ。
一緒にいったhakkai関社長も驚嘆。
日系でないが、5S、カイゼン、見える化 が素晴らしい。
1社目が結構斜陽だったので、ブラジル大丈夫かなぁ、と思ったが、
こちらは素晴らしい。
その後、3日間に渡り日系企業、ローカル企業を中心に廻った感想は、
ブラジル、なかなが世界で頑ばっとるなぁ、という印象だ。
製品保管棚 |
治具保管棚 |
整頓された工場内の通路 |
工場の壁に見事な壁画!オシャレ |
税金が高いというのは、ヨーロッパ諸国と同じ悩みか?
ワーカーは総じて、5万円程度の賃金だが、
企業は、その倍の税金、保険、その他を支払っている。
金型のワーカーともなると20~30万円の賃金に倍の税金ということで、
ヘタすると日本より高いくらいである。
そんな中で立派に経営をしておるのだから、実力もたいしたものなのだろう。
ヨーロッパ人のセンスを受け継いでいる気がした。
ロシアはまだ、見たことないのでなんとも言えんが、
中国、インドと較べると、道路も、インフラも、学校もとても綺麗な気がした。
水力発電で発電の90%をカバーしているということは特筆すべきことだ。
日本もダムは作るな、原発は作るな、あれもこれも作るな、と言うが、
方針を定めて、原発の代変エネルギーをしっかりと確保せねばいかん。
意外と水力はいけるのではないだろうか?
などなど、考えながら痛風に向かっている僕だが、お休みの土曜日がやってきた。
土曜日、イグアスの滝、観光。
そして、日曜日、F1を観戦し、その夜に帰る強行プランである。
イグアスは予測どおり、とんでもない。
俯瞰で見たイグアスの滝 |
この豊かな水量がエネルギー資源になる! |
4㎞に渡って、落差、100~200mの滝があちらこちらに・・・
最初に見つけた人は唖然だろうなぁ。
アフリカ、ビクトリアの滝、北米のナイアガラの滝。
来年、再来年は見に行こう。
F1はイタリアのサンマリノ以来である。
何度も書いているが、僕はテツ(鉄道オタク)である。
元来、自動車よりも、鉄道が好きだ。
しかし、F1は流石に違う。 男の血が震える。
ダイナミックかつ、金の掛かった大人のスポーツだ。
しかし、目の前でTVもなく見ていると誰が、誰だか、さっぱりわからん。
とりあえず、日本人で唯一のレーサー小林可夢偉を応援していたが、
2台ある車のどっちが小林可夢偉か、まったくわからん。
まぁ、興奮は絶頂に達し、血流は途絶え、僕は「擬似痛風」になったのだ。
ではでは・・・・
2012年12月11日
ブラジルツアー!
偽痛風にかかったブラジルであるが、そもそも、なぜ、ブラジルか?
そりゃ~、『BRICS』の最初に名前が来ている国だもの。
とりあえずは見ておこう、ということである。
さて、ブラジル。
ブラジルは、地球の真反対だ。ちょうど、裏側。
ヨーロッパは遠いなぁ、と思っていたが、
ヨーロッパなんか、近所に行くようなもんだ。
ブラジルに行くには
我が家→成田 1時間
成田(待ち時間) 2時間
成田→ドバイ 12時間
ドバイ(待ち時間) 5時間
ドバイ→サンパウロ 13時間
サンパウロ→ホテル 1時間
ブラジルに行くには、アメリカ経由、ヨーロッパ経由があるが、
アメリカ経由はトランジットに時間が掛かり、
ヨーロッパ経由は、飛行時間自体が長い。
そこで、ドバイや、カタール経由が最近は良いみたいだ。
しかし、たっぷり 31時間・・・この時間をどう過ごそう。
ということで、どう時間を過ごすか?
まずゲームの用意。
この日のために桃太郎電鉄、ドラクエⅣ、ドラクエⅨ・・・
3本用意すりゃぁ、充分だろ。
そして、DVD。
最近、娘から「鋼の錬金術」の漫画を借りて面白かったので、
一気にアニメ50話を大人買い。
そしたら、まだ、「24」のシーズン8を見てないことに気付き、
おぉ~、「24」があった。
ということで、もう既に往復60時間など、楽勝モードであった。
(おいおい、寝ないつもりかい??)
小説も、
池井戸潤「Mist」(最近、会員の日邦工業の監査役で下町ロケットの作者)
辻一成「ニュートンの林檎」
文芸春秋も買い込んだ。
雑誌も5冊ほど買い込んだ。・・・対策は万全である。
そして、成田空港から、ドバイに飛んだ。
うーむ、快適、快適。
ワインを飲みながら、「24」を観ていたら、4話を観たところで熟睡。
あっという間にドバイに着いてしまった。
ドバイ。 トランジット。 5時間、どう暇をつぶそう!
ドバイ空港に着いて、辺りを見回していると、SPAの表示が・・・
僕は、なんの躊躇もせずに、SPAにまっしぐら。
そして、ノルウェーコース、タイコース、ハワイコース、チャイナコースから
1つ選べ、と言われたので、ハワイコースを選んだ。
男のマッサージ師で良いか?と言われたので、
思わず、良いです、と答えてしまった。 うーむ、失敗。
マッサージは女子に限る、と思ったが一度答えてしまった以上、
日本男児としては変える訳にはいかない。
しかも、受付の姉さんはとても綺麗な人だ。
この人に変な誤解を受けたら困る。
そのまま、190cm、120㎏の巨人にマッサージをしてもらう。
なかなか、気持ちいい。
マッサージが終わって、そのまま寝てしまいたいが、コースは90分である。
ちなみに、110ドル(8、000円)くらいだった。
空港なのでちょいと高いが、シャワーも浴びれると思えば安いもんだ。
はぁ、気持ちよかった。 さて、ラウンジ、ラウンジ。
今回、Bクラスにアップグレード出来たので、
エミレーツ航空のラウンジに行くことにした。
「24」の続きでも観るかなぁ。と思って、鞄を開ける。
★☆ あれ????
☆★ あれれれ????
あ~っ、~っ、~~~っ!
パソコンがない~~~~!!
うわぁ、しまった。 飛行機に忘れた~!!!
しかし、日本男児、慌てない慌てない。 まだ、時間は3時間以上ある。
サービスがいいと評判のエミレーツ航空だ、出てくるに決まっている。
ラウンジの入り口のCAを捕まえて、つたない英語で、
「飛行機にパソコンを忘れた。日本製、パナソニック、シルバー、ヘルプ・ミー」
CAの姉ちゃんは、わかったわかった、と頷いて、どこかに電話を掛ける。
しばらくしてから、
「30分してから、もう一度来てくれ!」あっ、そう、わかりました。
「ハーフ アワー アフターね。 OK。OK。」
そこで仕方なく、桃太郎電鉄で暇をつぶす。
桃太郎電鉄は30年モードで現在10年経過中だ。
桃太郎電鉄を一年ほどやると30分が過ぎる。
再度、CAのお姉さんの所に行く。
「僕のパソコンありましたか?」
姉さん、両手を広げて、「NO、アフター30ミニッツ、プリーズ」
仕方ないので再度、桃太郎電鉄一年。
またまた、同じお姉さん。
「どうですか?僕のパソコン」姉さん、電話を掛ける。
しかし、ないらしい。
「アフター30ミニッツ、プリーズ?」
えーっ、また30分かよ。もう、時間がなくなるんだけど。
ちょうど、日本も朝の9時だ。
もう、会社に電話を掛けて、とりあえず、旅行会社からも話してもらおう。
最後にもう一度、お姉さんの所に行くと、
「この電話に掛けて、帰りに寄れば見つかると思うわ」
みたいなことを言っておる。
さらに「忘れ物引き取り所は、外にある」みたいなことも言っておる。
そして、電話番号と、「Lost&Found」 と書かれた紙切れをくれた。
うーむ、これがエミレーツ航空のサービスかい?
『責任者、出せ!』と言っている暇はない。仕方ないなぁ。
どうせ、僕のパソコン、メールがほとんどだし、
会社の資料は会社のサーバーに置いてあるから、失くしても仕方ないか、
と思い、サンパウロに旅立った。
「イグアスの滝にて」
「夕焼けのブラジル航空」
パソコンが無くなったので、
「24」全24話分と鋼の錬金術師50話分が無駄になったのは言うまでもない。
小説は読みつくし、残るは、ゲームだけになってしまった。
仕方ないので、スパイダーマンを英語で観た。
半分わからんが、もともと、内容のない話なので面白かった。
次回・・・工場見学の話に移ります。。。すみません。
(結局パソコンは見つかって、日本に送ってくれた。ありがとう、エミレーツ航空)
2012年12月04日
偽痛風(ぎつうふう)
ブラジルに行ってきた。
ご想像通り、
肉(シュラスコ)食って、ビール飲んで、チョコレート食べて、
ナッツ食って・・・etc
なにしろ、食事が美味いのである。
レストランでの食事inブラジル1
レストランでの食事inブラジル2
そして、偽痛風に掛かった。
ことの発端は、サンパウロ空港。
9日間のブラジルの旅がいよいよ、終わる。
ブラジルの場合、行き30時間、帰り30時間。
なので、6泊9日?
なんとなく疲れたような、疲れないような・・・
いよいよ帰国だぁ~・・・という時から痛みが始まった。
同行したhakkai関社長とアバンセ林社長にサンパウロ空港で別れる前に、
「足を挫いたかもしれません」などとほざいたのは、自己欺瞞であった。
お二人とはトランジットが違うので、一足お先にチェックインをした。
飛行機に乗る時にはすでに痛みが始まっていた。
足の踝(くるぶし)と膝の関節が痛い。
こりゃ~、痛風だなぁ。と思った。
美味いもん食いすぎたもんなぁ。
しかも、ブラジル、バイキング多くて、すぐ必要以上に食べてしまう。
今回は、Bクラスに昇格したのでなんとか寝ることは出来た。
しかし、寝ている間にも、寝返りを打つだけで激痛が走るのだ。
いててててっ・・・・
仕方なくトイレに行くときも片足である。
そして、さすがに酒は控えた。
ドバイの乗換えまでうつらうつらと過ごし、水を多めに飲み、
なんとかドバイに着いた。
乗り換えの時は、すでに歩けなかった。
なにしろ、足を付いただけで激痛。
歩くの無理。
車椅子という単語が出てこないので「Help me please!」とCAにお願いする。
するとすぐに車椅子が登場!
インド人に車椅子を押してもらう。
とりあえず、エミレーツ航空のラウンジに行くことにした。
行き先を告げた後も、インド人、足が痛いのにめちゃ、話しかけてくる。
どこから来た?
どこに観光に行っていた?
なんで怪我をした?
顔が青くなりながら、応えて、ようやくラウンジに到着。
乗り換え時間が5時間。さぁ、どう時間をつぶそう。
足が痛く、得意のゲーム(今回は桃鉄、ドラクエを持参)も出来ない。
しかも痛みが増してきている。
I-Phonを使って、痛風をwikiってみる。
おーっ、冷やして、水を飲めばいいのだな。よし。
エミレーツのお姉さんに頼み、冷たいタオルと氷を持ってきてもらい、
とりあえず冷やすことにした。
・・・しかし、一時間しか経っていない・・・・
時間が経つのが遅い~
そうだ、24時間空港だから薬局くらいあるだろう。
薬局に行って、冷たい湿布を買おう。
エミレイツのお姉さんに「あーじゃ、こーじゃ」と話をすると、
「OK、OK」と言って、待つこと数分。
なんか、空港の救急隊員を連れてきた。
空港の救急隊員は、「病院が外にあるけど外に行くか?」と言う。
外に連れて行かれて、飛行機に乗り遅れたらたまったもんでないので、
とりあえず、「No、I'm OK、I want to go Pharmacy.・・・etc」
と言って、ようやく、通じたようで、
また、車椅子のインド人が来る(別なインド人)
インド人に空港の薬局でようやくスプレー式のコールドスプレーを購入。
膝と踝に塗る。
痛みが少し軽くなる。
インド人は相変わらず、あることないこと話しかけてくるが、
横になれる場所まで案内してくれて、
チェックインの時間に迎いに来てくれるという。
そこで、少し、寝ることが出来た。
出来れば、バッファリンが欲しいが、
海外の薬はひどいものが多いので流石に手を出すのはやめた。
いよいよ、成田行きのエミレーツ。
日本人のスタッフが数名乗っていて、事の成り行きを説明し、
成田でも車椅子を用意してもらう。
ドバイ~成田・・・こちらも約10時間、
痛みで深くは寝れないが、うつらうつら、寝たり、寝なかったり。
ようやく成田に到着。
成田では、通関、関税、フリーパス。こりゃ、便利。
ついでに荷物も、CAが出しておいてくれた。
そして、そのまま、TAXIへ。
帰りのTAXIがまた、痛かった。成田から、自宅まで約1時間。
飛行機と違って、揺れるたびに足が痛む。
家に戻って、すぐに薬、ナロンエースを飲む。
8時に寝て、翌朝7時までぐっすり眠った。
よほど、身体が疲れていたのだろう。
翌日医者に行ったら、痛風ではなく、擬似痛風だと言われた。
擬似通風?何?
まぁ、痛風ではないので、いいか。
ということで、僕は偽痛風です。
来週は、ブラジルのツアーについて・・・
2012年11月20日
ドバイツアー<1>
ドバイに行った。
ドバイってどこ?
ミッションインポッシブルで、トムクルーズが世界一の高層ビルで大騒ぎした印象が強く、なんか、アラブの王様の国。
でも、どこにある???地図を見るとドバイという国はない。
行ってみてわかったが、ドバイというのは、アラブ首長国連邦の一地方自治区のことである。
国ではないんだ、ということ自体知らなかった。
無知は恐ろしい。
さて、UAE(アラブ首長国連邦)だが、ドバイを含む、七つの自治区からなる。
1970年に設立された。
GDPは約2396万$(埼玉県と一緒)である。
収入の40%は、石油と天然ガスによるものだ。
連邦の首都はアブダビ。へーっ、アブダビ。
なんじゃ、アブダビ。
知らないなぁ。アブダビ。
そうあらためて、ドバイは一地方自治区なのである。
連邦の予算は、アブダビが80%、ドバイ10%だそうだ。
ドバイは、実は、貿易、金融、観光の3本柱で経済発展中。
うーん、この国がわからん。
さいたま市がアブダビで、川口がドバイ。
そんな、感じかな~。
しかし、川口が世界一の高層ビルを建ててしまう。
んな、馬鹿な・・・
さて、ドバイ自治区の話に戻る。
ドバイの人口は220万人。
そのうち自国民は40万人。
40万人の平均収入は2000万円だそうだ。ほんまか?本当か?謎。。。。
そして、残りの人口は、平均年収60万円。
インド、パキスタン、バングラディッシュ人などだ。
完全なる格差社会だ。
しかも、無税。ゆりかごから墓場までの国策で、
自国民は、子供が出来るといくら、大学に行くといくら、常に金が振舞われる。
日本の常識では計り知れない国である。
僕は思った。
この国は、国でない。
王様がCEO、自国民が社員、外国人がワーカー。
そんな企業なのだと思う。
企業だとすると納得がいくが、いつまでも、そんな甘い世界が続くとは思えない。
ドバイよ、どこへ行くのか?
楽しみではある。
石油で儲けた金を元手に世界中の金持ちを無税の政策で集め、リゾートを作り、
金融と貿易と観光で儲ける。
儲かるときはいいが、儲からないときはどうするのだろう?
謎は深まるばかりのドバイツアーであった。
2012年04月03日
「Why is Global?」
今、以前からお誘いのあった工業団地視察で、今フィリピンに来ている。
マニラ・セブ島と回っている合間の空いた時間を利用して、
現地で短期の英語学校に参加して、英語を習っている。
フィリピンは、ご存じのとおりアジアでも英語が普通に使われている国だ。
正に、英語が街中を飛び交っている。
この環境を、観光客として眺めている訳にはいかない、そう思って、
この滞在を利用して、短期で通える英語学校に飛び込んでみたのだ。
僕はまともに勉強したことがないのでなんともいえないが、
高校以来、久しぶりに勉強した気がする。
能力があがったか、どうかはわからんが、
こうやって勉強するのだなぁ、とは思う。
勉強慣れしている人は、たぶん当たり前なんだろう。
先生が、英語しかしゃべれんので、ともかく辞書が必要だ。
今の時代ならそう、電子辞書は絶対に必要だ。
部屋で予習、復習する時はGoogle辞書がええ。
これで勉強すると辞書より、はかどる。
昨日、フィリピンの英語学校の先生、二人と飯を食いに行った。
彼女たちは、英語とセブ語を話すネイチャーフィリピーノである。
彼女たちの日本の評価は、お世辞を抜きに凄いものだ。
セーラームーン、NARUTO、ドラゴンボールのコミックの話題に始まり、電
化製品の話題へと。
中国製はダメだとの話で盛り上がる。
先月、中国製のLEDを買って、家に付けたら、1週間で爆発した。
昔、買った中国製のTVは、1週間でカラーでなくなり、2週間でノイズが走り、
4週間目で爆発する。
etc・・・
品質の悪さ、&コピー商品の悪さを、とことん語って頂いた。
そして、出来るなら日本に行きたい。
日本に行けるなら、ぜひ、連れてって下さい、Mr,内原。
それはもう、お世辞かもしれないが、めちゃ、日本大好きアピールである。
日本人の大半はこの事実に気付いていない。
ベトナムでも、タイでも、フィリピンでも、東南アジアの人達は
日本人が一番好きである可能性が高い。
しかし、日本人は気付いていない。
自分たちが良い暮らしをしたい、とか、儲けたいとか、考える必要はない。
東南アジアのために、世界のために、社会のために、平和のために、
家族のために、子供のために働けばいい。
それが唯一の真実だ。
そうすれば、結果として、幸せが残る。
昔、お金よりも重要なことがたくさん、ある・・・と映画や、小説や、漫画で
たくさん見たはずである。
そのとおり。
僕は思った。
日本人にとって一番大切なのは品質だ、と。
品質をすべてに増して大切にすることが、
日本が中国、ほか、これから伸して来る国に対して、唯一、対抗できるパワーとなる。
Globalになる、ということは、世界に向けて、品質を最重要視するということを
再確認して、世界に出て行こう!
なんて、英語を習いに来ているだけの僕が、何を語っているのか?
うーん。学生は悩めるのよ・・・(笑)
写真・・・クリス先生(左)、ローズ先生(右)
先生っつったって、僕の娘と同じ年やん・・・