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2012年11月20日
ドバイツアー<1> (趣味~旅, 海外視察・展示会~ヨーロッパ・中東)
ドバイに行った。
ドバイってどこ?
ミッションインポッシブルで、トムクルーズが世界一の高層ビルで大騒ぎした印象が強く、なんか、アラブの王様の国。
でも、どこにある???地図を見るとドバイという国はない。
行ってみてわかったが、ドバイというのは、アラブ首長国連邦の一地方自治区のことである。
国ではないんだ、ということ自体知らなかった。
無知は恐ろしい。
さて、UAE(アラブ首長国連邦)だが、ドバイを含む、七つの自治区からなる。
1970年に設立された。
GDPは約2396万$(埼玉県と一緒)である。
収入の40%は、石油と天然ガスによるものだ。
連邦の首都はアブダビ。へーっ、アブダビ。
なんじゃ、アブダビ。
知らないなぁ。アブダビ。
そうあらためて、ドバイは一地方自治区なのである。
連邦の予算は、アブダビが80%、ドバイ10%だそうだ。
ドバイは、実は、貿易、金融、観光の3本柱で経済発展中。
うーん、この国がわからん。
さいたま市がアブダビで、川口がドバイ。
そんな、感じかな~。
しかし、川口が世界一の高層ビルを建ててしまう。
んな、馬鹿な・・・
さて、ドバイ自治区の話に戻る。
ドバイの人口は220万人。
そのうち自国民は40万人。
40万人の平均収入は2000万円だそうだ。ほんまか?本当か?謎。。。。
そして、残りの人口は、平均年収60万円。
インド、パキスタン、バングラディッシュ人などだ。
完全なる格差社会だ。
しかも、無税。ゆりかごから墓場までの国策で、
自国民は、子供が出来るといくら、大学に行くといくら、常に金が振舞われる。
日本の常識では計り知れない国である。
僕は思った。
この国は、国でない。
王様がCEO、自国民が社員、外国人がワーカー。
そんな企業なのだと思う。
企業だとすると納得がいくが、いつまでも、そんな甘い世界が続くとは思えない。
ドバイよ、どこへ行くのか?
楽しみではある。
石油で儲けた金を元手に世界中の金持ちを無税の政策で集め、リゾートを作り、
金融と貿易と観光で儲ける。
儲かるときはいいが、儲からないときはどうするのだろう?
謎は深まるばかりのドバイツアーであった。
2012年11月20日 00:26
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