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2014年09月30日

デトロイト展示会&HILLTOPの世界展開!

今回は米国で開催された、Electric & Hybrid Vehicle Technology Expoに出展した。
米国は、2月のアナハイムに引き続き今年3回目となる。
出展メンバーは、以下の通り。

(株) 秋山製作所 (クランクシャフト、EVモーターシャフト)

共和産業 (株)(エンジン、ミッション鋳造試作加工)

(株) 関プレス(インバーター、電装部品向けプレス部品)

(株) ミナミダ(自動車用特殊ナット、ボルト)

HILLTOP (株)(カリフォルニア工場稼働スタート。5軸MC加工)

3日間の期間の中で、500枚以上の名刺交換を行う事ができた。

規模自体は大きい展示会ではないものの、ニーズとターゲットが
マッチングしている為、とても良い商談を行う事が出来た。

そして、英語での対応が出来るという事は、やはり欠かせない。

●展示会風景

展示会1.jpg

展示会2.jpg

展示会3.jpg

展示会4.jpg


話は変わりますが、HILLTOP・USAは、現在、
米国での受注が好調だ。

今年の4月にロスアンゼルス郊外のアーバインに工場を出した。
現在、5軸マシニングセンター3台を含む、工作機械群が
フル稼働中とのことだ。日系自動車メーカー他、米国の
娯楽遊具関係、コンピューター関係などから受注をしている。
工場を出せば、受注ができる、という確信は、当たったようだ。

HILLTOPは、京都のアルミ専門短納期、少量生産を武器とする。
売上10億、社員70数名の会社だ。
ピンクの工場はあまりにも有名だ。
現在、学生の就活では、毎年、数千名の応募者がある。

エミダスランキングでもトップを誇り続けているが、その経営の
秘密はどこにあるのか?

それは、
「楽しくなければ、仕事じゃない」を合言葉に、
全社員家族経営を行っていることだ。

報・連・相(報告・連絡・相談)などいらない。
5S大嫌い。
など、通常の製造業からは考えられない言葉が
飛び交うのがHILLTOPの特徴だ。

HILLTOP・USAの今後の展開が楽しみだ。

また、HILLTOP・USAにお立ち寄りの際は、
NCネットワークUSAもよろしくお願いします。

展示会5.jpg

17:16 | コメント (0) | トラックバック

2014年09月17日

超精密とは?

日本電子さんに工場見学に行ってきた。
電子顕微鏡の最大手企業である。
売上、約1000億円、従業員3000人。
http://www.jeol.co.jp/

透過式電子顕微鏡や、走査式電子顕微鏡等の製造・販売メーカーである。
http://www.jeol.co.jp/products/

製造業界では顕微鏡といえば、キーエンス、オムロン、
東京精密、ミツトヨなどが有名であるが、
もっとも精密な顕微鏡を作っているのが日本電子だ。

血液検査装置である。

●血液検査装置
(株)キャステム戸田社長、日本電子栗原社長、hakkai(株)関社長と・・・
血液検査装置.jpg


血液を分析する機械であるが、一分間に1,000個以上の血液を分析する。
世界中で月産50~100台程度売れているそうだ。

●血液検査装置2
血液検査装置2.jpg

このようにくるくる円形状の土台に血液をセットし分析をしていく。
健康診断で抜かれた僕の血液はこんな機械で分析されているんだ~
と思った。

●透過式電子顕微鏡
透過式電子顕微鏡.jpg

これは、金型、プレス、成形、鋳物、機械加工等の材料分析にも使える
一台数百万円の走査式電子顕微鏡である。

http://www.jeol.co.jp/products/detail/JCM-6000.html

日本電子では、原子や、分子の世界が完璧に映る顕微鏡も制作している。
そのお値段は、数億円だが、世界でも作れる企業は、日本電子だけだそうだ。
以前は何社か競合があったが、現在は、日本電子の独壇場だ。
GNT(Global Nichi Top)100にも選定されている企業であるが、
なんと超精密な世界であることか?

普段、微細、超精密加工と謳っているhakkai関社長
「うちは大物加工だな・・・」と仰った。

さて、趣味コーナー(こちらが本題?)

日本フォーミング(株)宮田社長と、(株)秋山製作所秋山社長とニューヨークに来た。
ニューヨークといえば、美術館。
ということでメトロポリタン美術館に行った。

●メトロポリタン美術館
メトロポリタン.jpg

●The Ameya ・・・ Robert Blum(1893)
あめや1.jpg
あめや2.jpg

1890年代の日本の絵画だ。
よく見ると子供がみんな、赤ちゃんを背負っている。
日本の人口が増大していった時代の絵である。
なんだか、感動した。

米国の美術館のすごいところは写真OKなところだ。

名画がたくさんあるあるある。
●ゴッホ
ゴッホ.jpg

●セザンヌ
セザンヌ.jpg

●フェルメール
フェルメール.jpg

●ルノアール
ルノアール.jpg

知らない作家も多いが、心が和む。
昔は絵画など、まったく好きではなかったが、年を食ったせいか、
今は大好きになった。

その後、自由の女神、911メモリアル、エンパイアステートビルに
行って夜景を見た。
ニューヨーク三昧だ。2泊の突貫観光旅行だ。

●夜景
夜景.jpg

さて、今日からは、デトロイトで展示会。
がんばります。

09:40 | コメント (0) | トラックバック

2014年09月09日

麺王国「じゃぽん」

秩父のお客様の所に行った。

帰りにラーメンを頂いた。
秩父の駅近くにある「珍達ラーメン」☆☆☆☆☆

20140908秩父珍達そば☆☆☆☆☆ (2).jpg

珍達ラーメンを頼んだ。700円。

美味い。

ねぎとバラ豚炒めがラーメン全体に散りばめられ、とても美味い。
麺は細めだった。

20140908秩父珍達そば☆☆☆☆☆ (1).jpg


長野のお客様の所に行った。

途中で駅蕎麦を頂いた。
長野駅の普通列車ホームにある信州蕎麦処「しなの」☆☆☆☆☆

長野駅蕎麦☆☆☆☆☆ (2).jpg

山菜たぬき玉子蕎麦を頼んだ。

美味い。

山菜とたぬきと玉子の絶妙なハーモニー。
僕は駅蕎麦、立ち食い蕎麦は、必ずたぬき玉子である。
(海老がダメなので、てんぷら蕎麦がダメなのだ)

長野駅蕎麦☆☆☆☆☆ (1).jpg


有楽町に映画を見に行った。

映画を観る前に小腹が減ったので、慶屋(うどんや)に行った。☆☆☆☆☆

20140831有楽町慶屋 (1).jpg

カレーうどん専門店だ。

一杯400円。

美味い。
カレーのすうぷと麺が絡む絡む絡む。

20140831有楽町慶屋☆☆☆☆☆ (2).jpg

いやぁ。幸せだ。


愛知のお客様の所に行った。

愛知。
当然、きし麺。蒲郡駅「壺屋」☆☆☆☆☆

蒲郡壺屋 (2).jpg

きし麺の中には、きざみ油揚げとねぎがたっぷり~。
生玉子がほしかったが、この店は夏の期間、玉子販売禁止らしい。

でも、でも、でも。

美味い。

素晴らしく美味い。

蒲郡壺屋 (1).jpg
麺は少し手打ちっぽい麺である。
スープ、きざみ油揚げ、ねぎ、すうぷが絡み合い、

まるで弦楽四重奏である(芸術家だなぁ・・俺)


麺王国「じゃぽん」

素晴らしい麺がいつでも、どこでも食える。
こんな幸せな国は、世界のどこに行ってもないだろうなぁ。

立ち食いで、駅でぱっと食える蕎麦屋の水準の高さはすごいもんだ。

17:33 | コメント (0) | トラックバック

2014年09月02日

株式会社 ニトリ 訪問記

家具のニトリ 本社に行ってきた。

似鳥社長とは、中南米ツアーでメキシコからブラジルまで
約10日間、ご一緒させていただいた。

「今度、銀座に飲みに行きましょう!」
その言葉に僕と(株)キャステム戸田社長、hakkai(株)関社長と
乗らせていただいた。

ニトリは、売上3800億 利益600億 有利子負債はほとんどない。
社員数は約7000名。
北海道札幌発の超優良企業である。

現在、世界で、イケア(売上3兆円)に次いで、
世界第二位の家具専門店だ。
日本で300店舗強を展開し、台湾、中国、
そして、米国などに進出をし始めたところである。

似鳥社長は、1972年に似鳥家具店創業後、
1976年、米国にて欧米の家具市場の安さ、
品質の良さを知り、日本でも欧米並みの豪華な
家具を安価で提供したいと考えた。

そこで、100店舗1000億という夢、ビジョンを掲げ、
それを約一年遅れて達成した。

●スローガン
スローガン.jpg

●社是
社是.jpg


さて、似鳥社長だが、伝記を読ませていただくと、
学生時代は、相当、悪がきだったようだ。
また、社会に出てからも、働くことが嫌いだったという。

そんな似鳥社長が、現在のニトリを創れたのは、
夢とロマンに向けて、突き進んだ結果だ。

●落ちこぼれでも成功できる~ニトリの経営戦記~(大下英治 著)
ニトリ本.png

僕の大好きな本田宗一郎に何か、雰囲気が
似ているところがある方だ。

さらに、歌好き。
●CD
ニトリCD.png

学生時代に、ボーカルスクールに通い、
プロの前座として、活躍したそうだ。

ニトリは、今後、世界で3000店舗、3兆円の企業を目指す。
家具、ファニチャー業界では今後、世界的な
企業になっていくに違いない。

ニトリの躍進の秘密は多くあると思うが、
一にも二にも、人財育成が原点だ。

ニトリでは、配転教育という制度がある。
いろいろな職場をどんどん配転していくというものだ。
社員にひとつの部門に凝り固まらせるのではなく、
営業、経理、物流、さまざまな現場を経験させるのだ。
営業しか知らない。商品しかしらない、経理しかしらない、という
専門家はいらない、という。

また、本部の人たちも五年に一度は、
現場に再配属されるという。

すべては、現場にある。

という考え方のもとに人事教育がされているのだ。
座学ではなく、現場から、学んでいく、というスタイルが
確立されているのである。

似鳥社長自ら「俺はバカなので、いい社員に仕事をしてもらうんだよ」と語る。
しかし、今や、学生人気ランキングで20位に入る企業だ。
たくさん、いい学生が入ってくる。

しかし、プライドのある学生ほど、現場を嫌がる傾向があるという。
そこを乗り越えられた者が、ニトリでは、上に立っていけるのだ。

いやぁ、素晴らしい。

また、一人、人生の師匠を見つけた~。

似鳥社長、ありがとうございました。
長内さん、靖季さんありがとうございました。
ジンギスカンご馳走様でした。

●集合写真
hakkai関社長、内原、似鳥社長、キャステム戸田社長、ニトリパブリック 取締役 似鳥靖季さん、特別顧問・長内さん
集合写真.jpg

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