« 北陸営業所 開所式 | メイン | 麺王国「じゃぽん」 »
2014年09月02日
株式会社 ニトリ 訪問記 (工場見学~北海道・東北)
家具のニトリ 本社に行ってきた。
似鳥社長とは、中南米ツアーでメキシコからブラジルまで
約10日間、ご一緒させていただいた。
「今度、銀座に飲みに行きましょう!」
その言葉に僕と(株)キャステム戸田社長、hakkai(株)関社長と
乗らせていただいた。
ニトリは、売上3800億 利益600億 有利子負債はほとんどない。
社員数は約7000名。
北海道札幌発の超優良企業である。
現在、世界で、イケア(売上3兆円)に次いで、
世界第二位の家具専門店だ。
日本で300店舗強を展開し、台湾、中国、
そして、米国などに進出をし始めたところである。
似鳥社長は、1972年に似鳥家具店創業後、
1976年、米国にて欧米の家具市場の安さ、
品質の良さを知り、日本でも欧米並みの豪華な
家具を安価で提供したいと考えた。
そこで、100店舗1000億という夢、ビジョンを掲げ、
それを約一年遅れて達成した。
●スローガン
●社是
さて、似鳥社長だが、伝記を読ませていただくと、
学生時代は、相当、悪がきだったようだ。
また、社会に出てからも、働くことが嫌いだったという。
そんな似鳥社長が、現在のニトリを創れたのは、
夢とロマンに向けて、突き進んだ結果だ。
●落ちこぼれでも成功できる~ニトリの経営戦記~(大下英治 著)
僕の大好きな本田宗一郎に何か、雰囲気が
似ているところがある方だ。
さらに、歌好き。
●CD
学生時代に、ボーカルスクールに通い、
プロの前座として、活躍したそうだ。
ニトリは、今後、世界で3000店舗、3兆円の企業を目指す。
家具、ファニチャー業界では今後、世界的な
企業になっていくに違いない。
ニトリの躍進の秘密は多くあると思うが、
一にも二にも、人財育成が原点だ。
ニトリでは、配転教育という制度がある。
いろいろな職場をどんどん配転していくというものだ。
社員にひとつの部門に凝り固まらせるのではなく、
営業、経理、物流、さまざまな現場を経験させるのだ。
営業しか知らない。商品しかしらない、経理しかしらない、という
専門家はいらない、という。
また、本部の人たちも五年に一度は、
現場に再配属されるという。
すべては、現場にある。
という考え方のもとに人事教育がされているのだ。
座学ではなく、現場から、学んでいく、というスタイルが
確立されているのである。
似鳥社長自ら「俺はバカなので、いい社員に仕事をしてもらうんだよ」と語る。
しかし、今や、学生人気ランキングで20位に入る企業だ。
たくさん、いい学生が入ってくる。
しかし、プライドのある学生ほど、現場を嫌がる傾向があるという。
そこを乗り越えられた者が、ニトリでは、上に立っていけるのだ。
いやぁ、素晴らしい。
また、一人、人生の師匠を見つけた~。
似鳥社長、ありがとうございました。
長内さん、靖季さんありがとうございました。
ジンギスカンご馳走様でした。
●集合写真
hakkai関社長、内原、似鳥社長、キャステム戸田社長、ニトリパブリック 取締役 似鳥靖季さん、特別顧問・長内さん
2014年09月02日 15:11
トラックバック
このエントリーのトラックバックURL:
http://blog.nc-net.or.jp/cgi-bin/mt/hoge-tb.cgi/2937