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2012年11月13日
沖縄県の工業団地 (工場見学~中国・四国・九州)
仕事で初めて沖縄に来た。
いやぁ、沖縄にも工業団地があるのだなぁ~。
(日本金型工業会の話で知ってはいたが・・・)
仕事で来れるとは思っていなかった。
那覇空港を降りるとそこは、もう南国。
半袖、短パンの世界である。
そうそう、観光ではない。
仕事だ仕事。
さて、今回来た工業団地は、沖縄のちょうど真ん中に「うるま市」にある。
うるま市は人口11万人。
さんご礁に囲まれた美しい島という意味だそうだ。
ここは日本で唯一、経済特区として企業誘致を行っている。
法人課税が22%(~5年)、27%(6年~10年)
さらに設備投資減税、低融資制度、雇用に関しての優遇制度。
等々。
"国際物流拠点産業集積地域 うるま地区(旧特別自由貿易地域)"
素晴らしいではないか。
NCネットワークも本社を沖縄に移したいくらいだ。
しかし、南国に移ると働かなくなってしまうのだろうな???
うーん、悩むなぁ。
そこで、金型技術センター 金城(きんじょう)さんの話を聞いた。
金城さんは、静岡でバイクメーカー某社に長年勤めていて、
金型技術には一過言あるお方だ。
金城さんが目指している沖縄の工業は、東南アジアと一線を画し、
日本ならではの強みを持った企業をたくさん集めることである。
沖縄のGDPは約3兆 そのうち軍事関連は2000億。
就業人口 60万人 そのうち軍事関連は、9000人。
沖縄=軍事関連の補助金で潤っているというイメージがあるが、意外とそうでも
ない、と仰っていた。
今、金城さんが一生懸命開発しているのは電気自動車だ。
沖縄は実に電気自動車に適した島である。
全長140km。
実質的に那覇空港から観光で移動するとしても100kmくらいの人がほとんど
である。
電気自動車がフル重電で走る最大の距離は、130~160kmが普通なので、
ちょうどいいということになる。
金城さんは今、電気自動車=環境=沖縄という図式で、
沖縄に新たな電気自動車革命を起こそうとしている。
素晴らしいなぁ、と感動した。
金型技術センターで話を聞いた後、
大垣精工 沖縄工場、YAMAHA データセンター、昭和金型、BEAC、
ニップラさんを見せていただいた。
まだ、それぞれレンタル工場団地で動き始めたばかりという感じではあるが、今
後が楽しみである。
半年後、再度、工場見学をしようと思う。
2012年11月13日 16:08
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