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2023年11月10日

エミダスマガジン53号:プラスチック成形特集 NC社長・内原康雄, 製造業

エミダスマガジン、53号「プラスチック成形特集」が上梓した。

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編集部のみなさん、ご苦労様でした。

プラスチックの業界は、材料メーカー、工作機器メーカー、加工部品メーカーとあって、
本来は、材料メーカーの企業さんにも、いろいろとお話を聞きたかった。
今回は、工作機械メーカー各社(ファナック(株)さん、日精樹脂工業(株)さん、芝浦機械(株)さん、(株)ソディックさん、東洋機械金属(株)さん)にお話を頂いた。
各社のお話を聞くと2023年は一段落という声もあるが、芝浦機械(株)さんのように1300億→1800億予想、という強い声もあった。

成形屋さんの方であるが、国内で頑張っている会社さんと海外を中心に仕事を増やしている企業は少なくない。
(株)ユウワさん、hakkai(株)さん、大和合成(株)さんは、海外を中心に顧客を広げている。
ナルックス(株)さん、(株)関東製作所さん、(株)ヤマデンさん、熊野精工(株)さんは、国内生産であるが、確実に売上を伸ばしている。
経営のスタイルは各社まちまちである。

2009年リーマン、2011年震災、2020年のコロナ。
先行き不明な自動車産業、凹凸が激しい半導体。
製造業においても、かつてのような安定生産経営はありえなくなってきている。

常にアンテナを伸ばし、一業種だけでなく、医療、農業、ロボット、宇宙、建築、エネルギーなど様々な分野から幅広く受注をしていくことが、部品産業の成長の道だ。
環境対応、再生問題などもクリアしながら、プラスチックの力で日本製造業を盛り上げて頂きたい。
hakkai(株)の関社長曰く「士農工商プレス屋、プラ屋」であるが、世の中を底辺から下支えする重要な産業であることは間違いない。

2023年11月10日 10:00

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