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2022年10月25日

インターステラテクノロジズ 講演会

10月20日(木)インターステラテクノロジズ(株) との協業講演会を開催した。

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以前のBLOGでも書いたが、民間、宇宙ビジネスが加速し始めている。
宇宙ビジネスの中でも、もっとも難しいのがロケット発射ビジネスである。
そこに挑戦しているインターステラテクノロジズ、せひ、成功していただきたい。

第一部 堀江貴史さん講演。
ホリエモンこと堀江貴史さんは、前職ライブドア時代から、宇宙への憧れを持つと同時に宇宙に行くにはどうしたらいいのか?を研究されていた。
また、部品を調達する際にNCネットワークをご利用いただいていたとのこと。
大変、ありがたい言葉である。
堀江さん、東大卒なので、頭が切れるのはわかっているが、製造業もめちゃ詳しい。
いや、製造業というよりロケットに詳しいのである。ロケットに詳しくなった結果、部品や素材についても詳しくなった、というのが正しい。
好きこそものの上手なれ、という諺があるが、堀江さんの場合、まさに宇宙やロケットへの憧れが推進力になっていることがわかる素晴らしい講演であった。

第二部 室蘭工業大学清水先生、(株)キャステム戸田社長、インターステラテクノロジズ(株) 稲川社長 3名でのパネルディスカッションである。
ロケットを飛ばすには、地球の重力から脱出を図らなくてはいけない。
民間で、ロケットを飛ばしたのは、世界で4社目となる。
そこには、様々な企業や大学の応援が必要となる。

室蘭工業大学の清水先生は、新日鐵出身のガチガチの鐵男である。
今回、お話を聞いて、硬派な理系先生だなぁ、という感想を抱いた。昭和世代の男気を感じさせる大先生である。
清水先生は、室蘭工業大学製のジンギスカン鍋を通じて、堀江貴文さんと出会う。
鍋を作る技術をロケットに利用できないかと、堀江さんは直感したわけだ。
キャステムさんは、インターステラテクノロジズがドイツから買っていた調達部品80万円相当の部品を20万円で作れる、ということで参入が始まった。
最後に稲川社長。
彼は、大卒で大手メーカーに入社が決まっていた所、堀江さんにスカウトされ、4月1日に大手メーカーを退社する、というとんでもない社会人スタート切った男である。

こうなってくると、ゴジラ対ガメラ対キングギドラ対メカゴジラみたいなもんである。
堀江さんの講演も、パネルディスカッションも、大好評となった。

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本格的な宇宙時代の到来を予感する一日であった。

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