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2014年06月24日

NCネットワークタイランド 営業開始!

6月19日(木) 
NCネットワークタイランドの開設記念パーティ&交流会がバンコクの
スクンビットミレニアムホテルで開催された。
約150名ほどのお客様に参加いただいた。

●NCネットワークタイランド開所式

●NCネットワークタイランド開所式.jpg


●NCネットワークタイランド スタッフ紹介
●NCネットワークタイランド スタッフ紹介.jpg


2010年NCネットワークベトナム
2012年NCネットワークUSA
2014年NCネットワークタイランド

この数年、2年に一ヵ所ペースで海外事務所を設立させていただいた。

日本製造業のグローバル化はますます勢いを以て進行中である。
その中で、二つの大きな考え方がある。

営業拠点としての欧米。
生産拠点としての東南アジア。

これまで、日本製造業は、自動車メーカー、家電メーカー等から落ちてくる仕事を
拾いながら発展を続けてきた。
今後は、東南アジアを量産の拠点にしながら、欧米を睨み、世界で仕事をする
時代となった。

NCネットワークタイランドは、東洋のデトロイトと称されるバンコクに拠点を構え、
製造業のお客様のニーズに応えていく所存です。

よろしくお願いします。

参加者一覧。
会社名
304 INDUSTRIAL PARK CO.,LTD.
BANGKOK SANYO SPRING CO., LTD.
CASTEM (Thailand) Co.,Ltd.
CLEANVY(THAILAND) CO.,LTD.
Factory Network Asia
Fred HOSONO
Fujita Rashi (Thailand)Co.,LTD.
FUTABA JTW (Thailand) Ltd.
GODO THAI CO., LTD
GTI Co.,Ltd
HAKKAI PRECISION (THAILAND) CO.,LTD.
HIRAYAMA (Thailand) Co., Ltd.
HISADA(THAILAND)Co.,Ltd.
HOCHIKI CORPORATION
Human Asia Recruitment Co., Ltd
ITAYA Asia CO., LTD.
J-CROWN Co.,Ltd.
JETRO Bangkok(日本貿易振興機構(ジェトロ)バンコク・センター)
JMT(THAILAND) CO.,LTD
KANEKO CHEMICAL (THAILAND) CO., LTD.
KINEI MOULD&DIE (THAILAND) CO.,LTD.
KOGAX (THAILAND) CO., LTD.
KYOEI TRADING(THAILAND)CO.,LTD
KYOKUTOH THAILAND co.,.ltd
MARI INTERNATIONAL CO., LTD
MAZAKINA THAI LIMITED
MHCB CONSULTING (THAILAND) CO., LTD.
newsclip
NISHII FINE PRESS (THAILAND)CO.,LTD.
NNA (THAILAND) CO., LTD.
Ohkuma Ind.(Thailand)Co.,Ltd.
POVAL KOBASHI (THAILLAND)CO.,LTD.
PRONEC (THAILAND) CO.,LTD.(大成機電販売株式会社 タイ工場)
Roland Digital Group (Thailand) Ltd.
SAEILO(THAILAND)CO,.LTD
SAKURAI (THAILAND) LTD.
SAKURAI MFG(THAILAND)CO.,LTD.
SIAM HOUWA CO.,LTD.
SIAM KITO CO., LTD.
SIAM SOLANA ( THAILAND ) CO.,LTD
SINNAMPO ( THAILAND ) CO.,LTD
Sodick (Thailand) Co., Ltd
SOODE NAGANO(THAILAND) CO., LTD. 
Takahashi Metal Industries (Thailand) Co., Ltd.
TDA RUBBER CORPORATION ,.Ltd
Thai Beyonz Co.,Ltd.
THAI NISHIYAMA METAL CO., LTD.
Thai ORIX Leasing Co., Ltd.
THAI TAKASAGO CO.,LTD
THAI YASHIRO LTD
Ticon Industrial Connection Public Company Limited
TOYO RUBBER CHEMICAL PRODUCTS (THAILAND) LIMITED
TOYO SEIKAN (THAILAND) CO., LTD.
TOYODA METAL FINISH (THAILAND)
U-MACHINE
UNITED MOTOR WORKS PUBLIC COMPANY
VIAM MANUFACTURING (THAILAND) CO.,LTD
YASUNAGA (THAILAND) CO.,LTD
YEG TECHNO SOL CO.,LTD.
YKK AP株式会社
Y-Ogura Automotive (Thailand) Co., Ltd.
アセアンジャパンコンサルテイング 株式会社
コクヨインターナショナル タイランド
シグネットホーム
タイ王国科学技術開発庁素材開発センター(MTEC)
パーソネルコンサルタントマンパワータイランド株式会社
バンコック銀行日系企業部
ホッティーポリマー株式会社
横浜銀行 (バンコク駐在員事務所)
株式会社エヌエープロテック
株式会社キャステム
株式会社クライム・ワークス
株式会社サトキン
株式会社セキコーポレーション
株式会社タカナワ
株式会社ヒキフネ
株式会社プレック
株式会社ミナミダ
株式会社ミヤキ
株式会社丸山機械製作所
株式会社秋山製作所
株式会社西居製作所
株式会社大熊製作所
株式会社大日光・エンジニアリング
株式会社特殊阿部製版所
株式会社日本政策金融公庫
株式会社百五銀行
蒲郡信用金庫
群馬銀行 
恵比寿化成 株式会社
甲府精鋲株式会社
三井住友銀行 バンコック支店
静岡銀行
蘇洲平山精密部件有限公司
早川工業株式会社
田島スチール株式会社
東邦発条株式会社
日本フォーミング株式会社
日本経済新聞社
福岡銀行
理研電具曼谷

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2014年06月20日

展示会の成果

◎前回までのあらすじ
 第一話:ハノーバーメッセとの出会い
 第二話:ハノーバーに行きたい
 第三話:ハノーバーメッセ出展に向けての準備
 第四話:ハノーバーメッセ本番
 
 
 
maruyamakikai_R.jpg
(デモを行いながら、説明を行う谷口様)
 
 
ハノーバーメッセは私の夢でした。
口惜しさから派生した実現可能な夢でした。
 
私たちにとって海外での商売は夢物語に過ぎず、
現実として口にするには少し高い敷居があるように感じていました。
 
しかし今にして思うと弊社の佐藤社長は、
こういうことを言い出す奴が出てくるのを待っていたのかもしれません。
だからこその即答だったのでしょう。
 
「行ってくれば?」
これほど言い得た回答を私は他に知りません。
 
「よし。行こう! 当社の命運を懸けたプロジェクトにしようじゃないか」
などと肩でも抱かれたら、私はプレッシャーに押し潰されていたかもしれません。
 
「は? おまえアホか?」
とでも言われていたら、その場に穴を掘って冬眠していたことでしょう。
 
あのときの佐藤社長の言葉が「行ってくれば?」だったからこそ、
私は心地よくこの任務を遂行することができたのでしょうし、
実際に行ってみると、このくらいの心意気でちょうどいいプロジェクトだったようにも思います。
 
物事というのは、動き出したら早いものです。
また、本気で取り組めばすべてが協力者になってくれることも体感しました。
それは、社の内外を問いません。
ドイツ仕様に改造してくれた我が技術スタッフ。
増税前でとてつもない受注を抱えながらも
残業休出で展示機を組み上げてくれた製造スタッフ。
準備中に浮かぶ、どんな小さな疑問にも
ひとつひとつ丁寧に答えてくれたNCスタッフのみなさん、
ハノーバーフェアーズ・ジャパンさん。
インボイス作成に助言くださった輸送会社さん、
海外でのアピール方法にアドバイスしてくださった
中小機構さん、JETROさん、日欧産業協力センターさん。
経験者の手にかかれば、すべての難題がサッと解決されていきました。
 
おかげさまで、いまもって複数の海外企業からの問い合わせは継続しており、
メールでやりとりをしています。
 
私は英語を学ぼうと、英会話教室を探すことにしました。
そう、私は英語など解せないまま“やりたい”という意思だけで動き始めたのです。
必要なのはそれだけなのかもしれません。
それさえあればなんでもでき、動いていれば協力者は自然と現れ、
最後にはやり遂げることが出来るのだと、
世の偉人たちのいうことを実体験で学べるよい機会となりました。
また、ハノーバーメッセとは、そういう人種を受け入れてくれる土壌でもありました。
 
 
展示会の成果とはなにか。
 
もちろん“成約”という利益に直結するものがあればそれに越したことはないでしょう。
しかし、それはそうたやすいことではありません。
ましてや“出展即成約”など簡単に実現できることではありません。
 
ただ、“成約以外”に得られるものはたくさんあります。
特にハノーバーメッセという世界最大の祭典への出展は、
きっと知名度に貢献してくれることでしょう。
 
そしてなにより、社員のモチベーションアップにつながりました。
 
「世界の丸山になれるんだよ」
「世界品質をつくるんだよ」
 
と、そんな言葉をかけるたびに、製造者たちは目を輝かせてくれます。
 
 
大阪で入ったスイッチを発端に、下調べをし、
興奮した状態で社長のデスクへ“直訴”しに行ったときの光景は、
いまだ私の脳裏に焼き付いています。
 
各自の仕事に集中する事務員たちの耳だけがこちらに向いているあの光景。
「行ってきたら?」と、さらっと言いきった社長の言葉。
背中に感じた脂汗。
紅潮していく自分の頬。
一歩を踏み出す勇気と快感。
これを体感できるのも「決断・実行・前進」という行動理念を掲げる当社の強み。
やって失敗したならやり直せばいい。
それも一歩前進したこと。
何度も耳にした私の生き字引たる社長の言葉。
 
願わくば来年も参加させていただき、
体調万全で会期をまっとうしたいと思っています。
なぜなら、現地での体調不良が私のハノーバーでの失敗であり、
失敗はやり直せばいいというのが当社の行動理念ですから。
 
 
 
・・・ fin ・・・
 
 
社名:株式会社丸山機械製作所
ご担当者名:第一製造部 部長 谷口 秀和 様
 
  

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2014年06月16日

ハノーバーメッセ本番

◎前回までのあらすじ
 第一話:ハノーバーメッセとの出会い
 第二話:ハノーバーに行きたい
 第三話:ハノーバーメッセ出展に向けての準備
 
 
DSC01345_R.JPG
(写真中央左:丸山機械 谷口様、写真中央右:川上機工 吉池社長)
 
 
そしていよいよ本番。
 
ハノーバーの地に募った11社のNCネットワーク率いる
チームジャパンのブースが各出展社によって装飾されていくと、
必然的にボルテージもアップしていきます。
 
会期前夜に催されたNCさん主催の決起集会をはじめとした、
いくつも“はからい”や“仕掛け”によって、
会期を迎えた朝には早くもみんなの心がひとつになっていました。
 
展示会がはじまると、
“これはなんぞや”という代物を持参していた我がブースにも来訪者があり、
複数社と後につながる握手を交わすことが出来ました。
 
これはひとえに、通訳さんの努力あってのことです。
 
日本語の“丁合機”や英語の“コレーター”がそうであるように、
ドイツ語でこの製品をなんと言い表せればよいのかを思案していただき、
“Zusammentragmaschine”という完璧に通じるドイツ語を導き出し、
製品のことをいち早く理解し、積極的に来訪者を誘導、説明していただけたからです。
 
 
準備は私の任務。
現場では販売会社である川上機工の吉池社長のサポートにまわろう。
私は胸の裡でひそかにそう考えていましたが、
現場ではそんなことを考える必要もなく、
ほぼ吉池社長にお任せ状態となってしまいました。
 
 
それは、展示会2日目のことでした。
ブースでふらふらと立っている私に、通訳さんがしびれを切らしてこう言いました。
 
「もうダメッ。ほらっ、行くよ」
 
私はほぼ強制的にメッセ内にある診療所へ連れられ、
診察を受けることにしました。
私はそのとき40度程度の熱を出していたのです。
 
「本番は吉池社長のサポートにまわろう」などと
カッコのいいことをいってそれさえおぼつかない。
まったくもって私は、本当の意味で本番で役に立たない奴でした(笑)。
 
その間、吉池社長は通訳さんとの二人三脚で
ぴったりと呼吸を合わせ前面に立ち続け、
数多くの方々と笑顔の握手を交わしていました。
 
私は通訳さんと吉池社長の言葉にあまえ、
翌日もその翌日も、遅刻をしてブースを訪れました。
 
すると社内の仲間以外の、NCチーム内の参加者のみなさんから
あたたかいお言葉を頂戴しましたのです。
 
大丈夫? 無理しないで。
食事とれてる? これ食べて。
これ持って帰って・・・。
 
私は千葉県船橋市民ですが群馬県高崎市に単身赴任をしています。
高崎で体調を崩して一人でいるより、
遠い異国で体調を崩したときの方が安心感があるという、
なんとも不思議な感覚。
 
NCネットワークのブースは「Cool Japan」と銘打った
スタイリッシュなブース運営をしていましたが、
そこにいるのは“Warm”な心を持った方々でした。
 
 
 
・・・次回へつづく・・・
  
  
社名:株式会社丸山機械製作所
ご担当者名:第一製造部 部長 谷口 秀和 様
 
 

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2014年06月10日

ハノーバーメッセ出展に向けての準備

079_R.JPG
(左から 川上機工株式会社 吉池社長・通訳の方・谷口様)
 
 
このように展示手法が決まると、
ハノーバーでは「川上機工」と「丸山機械」の、
どちらの社名で出展するかが私の最初のポイントになりました。

私たちの製品には「Genesis」という製品ブランドがありますので、
基本的には「Genesis」が記憶に残るようにしようと思案しました。

川上だろうが丸山だろうが、
はじめてお会いする外国のお客様たちにとって大切なのは、
社名ではなく“製品”との思いからです。

しかし、どうしても出展社名は登録しなければならないので、
販売の川上機工株式会社で登録しました。

が、後に株式会社丸山機械製作所に変更する決断をします。
これは、外国向けホームページ(ポータルサイト)を作成するにあたって
各所と相談して得た結論でした。

販社・商社より、メーカーの名前で売った方がいい。
なぜなら、お客様がホームページで当社を確認しようとした際に
「設計や加工、組立といった部門、
さらには生産設備を保有しているということが信用につながる」
というアドバイスに納得できたからです。

たしかに私も海外からの購買を検討した際には、
それらの有無によって信用度があがりもさがりもしていたことを思い出しました。

この、社名変更の作業には、NCネットワークさんや、
ハノーバーフェアーズさんのお手を煩わせることになってしまいました。

私たちの主力製品はコレーターです。
コレーターといってもピンとくる人はいないでしょう。
日本語でいうならば丁合機です。
しかし、それでもきっと、わかる方は稀と思います。
“チョウゴウキ”と読まれる方もいらっしゃるかと思いますが
“チョウアイキ”が正解です。

001_R.jpg

要は紙を束ねる(丁合する)機械で、
特に弊社のコレーターは折込チラシに特化したもので、
各家庭に届く新聞に挟まれている“チラシの束”の状態をつくる特異な機械です。

丁合機という単語が市井の方の耳に馴染みがないように、
コレーターという単語も、本当に外国で実在するのか否か微妙でした。

これは後に、日欧産業協力センターさんによって調べ上げていただき、
製品名としてはコレーターとすることが無難であり、
アッセンブリという言葉で補完していくとよいというアドバイスをいただきました。

電気部品も多く搭載しているコレーターは、
海外輸出にあたりインボイスの作成でかなり手間取りました。
しかしこれも、輸送を担当してくださったキユーネアンドナーゲルさんの
協力とアドバイスで無事に東京港を出港することが出来ました。

このように、はじめての海外出展でも、
助けていただける方たちばかりで非常に助かりました。

準備をすすめていくにつれ、いくつもの問題が浮かび上がり、
しかしその都度、様々な方々のご協力により、
それらの問題をひとつひとつ解決させていくことが出来ました。


・・・次回へつづく・・・
 
 
社名:株式会社丸山機械製作所
ご担当者名:第一製造部 部長 谷口 秀和 様

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2014年06月04日

KEZURIYA ~削り屋~

topimage6_R.jpg
※画像をクリックすると「KEZURIYA ~削り屋~」のページに移動します
 
 
 
上野歩の「KEZURIYA ~削り屋~」が面白い。
エミダスのメルマガで連載中の削り屋が完結した。
 
歯科医見習いの剣拳磨(つるぎけんま)は、
好きな女の子"サヨ"のために家を出ることになり、
下町の旋盤工場に勤めることになる。
 
鬼頭精機は、"鬼仙(おにせん)"と恐れられる
下町の旋盤職人兼社長が経営する工場である。
 
同僚は、4人。
工場長の宮下。
拳磨と同郷の室田。
製造業2代目で修業中の毛利。
 
それぞれの個性が旨く出ている。
サヨ、美咲、拳磨を取り巻く女性たちも魅力的だ。
 
さらに、旋盤修行から、仕事を通じて拳磨が成長をしていく様が描かれ、
なかなか気持ちのいい小説に仕上がった。
 
ぜひ、お読みください。
現在、単行本にすべく鋭意努力中です。
 
◎「KEZURIYA ~削り屋~」バックナンバー
 http://www.nc-net.or.jp/mag/kezuriya/
 
 
上野歩は、僕の学生時代から友人の小説家だ。
本名は高橋(たかーし)。
なので、お互いに会う時は学生時代のままである。
 
たかーし「おい、うちはら、相変わらずバカか?」
内原  「おーっ!バカは死んでも治らんからな、アホ。
     お前も、たまには、売れる小説書けよ!」
たかーし「お前に言われたくない」
内原  「池井戸潤先生を見てみろよ」
たかーし「うるせ~。まぁ、お前もせいぜい儲けろよ!」
 
などとお互いバカ口を聞き合う仲だ。
 
上野歩は2つ年上で、学生時代は、小説や映画の議論をした仲である。
ブライアン・デ・パルマの「ミッドナイトクロス」や、
「ゴッドファーザー」、「ブレードランナー」が大好きで、
僕も、まんざら嫌いではなかったので、二人で何度も何度もビデオを観た。
 
上野歩の家は下町の八広にあり、お父さんも映画好きだったから、
彼の家に泊まりに行って、彼のお父さんと「七人の侍」を観ながら
ビールを飲んだのを覚えている。
 
彼が小説を書くと、お前はストーリーが下手だの、女の描き方が下手だの、
だけど文章は上手い、だの、ずいぶんひどいことをいつも言っていた。
 
ということで、たまには褒めてやるよ!たかーしくん!
 
なかなか良い小説だ。
映画化されるといいな!
 
(ずいぶん、高飛車ですみません>お客様各位 by内原
 
ではでは・・・
 
 
 
 

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2014年06月03日

お勧め混浴露天風呂第二弾(北海道編)


第一弾はこちら
http://blog.nc-net.or.jp/nc/2014/05/post_73.html
 
 
●然別峡かんの温泉「鹿の湯」
鹿の湯.jpg
解放感 ☆☆☆☆☆
入り易さ ☆☆
 
川沿いにいくつもの温泉が湧いている。
大自然の中で、いつクマに襲われてもしばらく発見されんだろうなぁ、
という温泉である。
でも、大自然感は満喫間違いなし。
 
アクセス 帯広空港からレンタカーで2時間
 
この近所はラーメン屋はなく、また列車もない。むーっ。
 
 
●ニセコ温泉
ニセコ.jpg
解放感 ☆☆☆☆
入り易さ ☆☆☆
 
ニセコグランドホテル
北海道最大の混浴露天風呂(と言われている)
確かに広い。景色がいい日はニセコアンヌプリ(山)が綺麗だし、
雪の日も気持ちいい。ニセコに泊まるならここがいいと思う~
 
アクセス 千歳空港から札幌経由 函館本線で2時間半
 
 
●水無浜温泉
水無浜温泉.jpg 水無浜温泉2.jpg
解放感 ☆☆☆☆☆
入り易さ ☆☆☆
 
ここはまさに海と一体になっている温泉。
満潮時は温泉じゃぁなくなります。海中メガネとシュノーケルを持っていけば、
シュノーケリングも出来る~
 
アクセス 函館空港からレンタカーで約1時間
ここは電車ではいけない。
レンタカーを借りるしかない。
 
 
函館塩ラーメン_R.JPG
函館塩ラーメン
 
 
 

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2014年06月02日

ハノーバーに行きたい

 
IMG_0218_R.JPG
(笑顔で商談中の谷口様)
 
 
「ハノーバーに行きたい」
  
この興奮を誰に伝えればいいのか。
まったく意味の通じない人に話しても仕方がない。
そうだ。こういう話を聴いてくれる適任者が私のそばにはいつもいる。
日中なら、ゴルフ場か社内にいるはずだ。
私は“その人”が社内にいる日を見計らい、
鼻の穴を大きくふくらませたまま報告しました。
 
「 社長! 
 中小企業総合展で表彰されればハノーバーに行けるんですって。
 おれ、行きたいっすよ、ハノーバー! 」
 
我が丸山機械製作所の佐藤社長は“ふぅん”と軽く相づちを打ち、
表情ひとつ変えずにこう言いました。
 
「 ハノーバーならNCでやってるから、行ってくれば? 」
 
行ってくれば!?
なんでまぁ、こんな大きなことをそんな簡単なひと言で返してくれちゃうんだろうかと、
自分が仕える我が社長の懐のデカさに改めて感心しつつ、
私は「ハノーバーに行ける」という興奮がマックスに達するのを感じていました。
 
もちろん、この報告をする前に
私なりにグーグル・マーケット・ファインダーを使って市場調査をし、
社長からノーの声が聞かれら、ヨーロッパでの可能性について説明する準備は整えていました。
 
しかし、社長はすでにそんなことなど承知していたようです。
逆に海外での見込みについての所見を聞くことが出来ました。
 
実際に私たちがハノーバーへの出展を決定したのは、
このときの佐藤社長の一存だけではありません。
丸山機械製作所は設計~切削~溶接~組立までの一貫生産を行う、
いわゆるメーカーです。
それに対し、グループ企業として、その販売からメンテナンスまでを一手に引き受ける
川上機工株式会社という企業が存在しています。
 
まずは川上機工代表取締役である吉池社長とともに
NCネットワークで催されたハノーバーメッセ説明会に参加し、
それに納得したうえで社内の会議に諮るというプロセスを踏んでの出展決定でした。
 
トイレの掃除方法から何千万円もする生産設備の導入検討まで。
あらゆることが一定レベル以上の社員が参加する会議で検討され、
決定、運営していく現場主義。
それが私たち会社の強みになっている部分です。
 
さて、自社アピールはこのくらいにして、ハノーバーについてお話をしていきましょう。
大阪での中小企業総合展で表彰されない私たちの展示手法は、
一斉に改めることにしました。
ちょうど当社の強みはなにかを見つめ直し、
新規顧客獲得へ向けた取り組みをしている最中でもあった当社は、
その目論見をブースに活かす展示手法に変えて、
装い新たに2013年の秋、東京ビックサイトで開催された中小企業総合展東京に出展しました。
 
これは、私にとってハノーバーの前哨戦です。
これでうまくいけば、ハノーバーでもうまくいく。
私は勝手に自分自身でそう思い、臨んだ展示会でした。
ここで、NCネットワークのハノーバー担当のみなさんにも当社製品を見てもらい、
具体的な打ち合わせをすることが出来ました。
私にとっては、これだけでも万事オッケーの展示会のはずでした。
 
ところがなんと、ここで私たちは「ベストプラクティス賞」を受賞してしまう
“うれしい誤算”を勝ち得たのです。
 
大阪でその選に漏れ、
しかし、その授賞式でハノーバーへの夢をふくらませた私にとって、
これはなんとも皮肉な受賞でした。
大阪での口惜しさ故に狙っていた節はありますが、
それはあくまで個人的感情の問題で、
ここでの目的はハノーバーへの準備だったのです。
 
とはいえ、私にとってこの受賞はハノーバーへ向けての
よい辻占となったことは言うまでもありません。
ちなみに、東京でも「ベストプラクティス賞」の副賞として
ハノーバーメッセ出展権もありましたが、
私たちはNCネットワークに参加申し込みをしていたので、
「サブコンタイランド(バンコクで5月開催)出展権」を選択しました。
 
  
・・・次回へつづく・・・
 
 
社名:株式会社丸山機械製作所
ご担当者名:第一製造部 部長 谷口 秀和 様

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