« お勧め混浴露天風呂第二弾(北海道編) | メイン | ハノーバーメッセ出展に向けての準備 »
2014年06月04日
KEZURIYA ~削り屋~ (NCネットワークのイベント, 趣味~小説)
※画像をクリックすると「KEZURIYA ~削り屋~」のページに移動します
上野歩の「KEZURIYA ~削り屋~」が面白い。
エミダスのメルマガで連載中の削り屋が完結した。
歯科医見習いの剣拳磨(つるぎけんま)は、
好きな女の子"サヨ"のために家を出ることになり、
下町の旋盤工場に勤めることになる。
鬼頭精機は、"鬼仙(おにせん)"と恐れられる
下町の旋盤職人兼社長が経営する工場である。
同僚は、4人。
工場長の宮下。
拳磨と同郷の室田。
製造業2代目で修業中の毛利。
それぞれの個性が旨く出ている。
サヨ、美咲、拳磨を取り巻く女性たちも魅力的だ。
さらに、旋盤修行から、仕事を通じて拳磨が成長をしていく様が描かれ、
なかなか気持ちのいい小説に仕上がった。
ぜひ、お読みください。
現在、単行本にすべく鋭意努力中です。
◎「KEZURIYA ~削り屋~」バックナンバー
http://www.nc-net.or.jp/mag/kezuriya/
上野歩は、僕の学生時代から友人の小説家だ。
本名は高橋(たかーし)。
なので、お互いに会う時は学生時代のままである。
たかーし「おい、うちはら、相変わらずバカか?」
内原 「おーっ!バカは死んでも治らんからな、アホ。
お前も、たまには、売れる小説書けよ!」
たかーし「お前に言われたくない」
内原 「池井戸潤先生を見てみろよ」
たかーし「うるせ~。まぁ、お前もせいぜい儲けろよ!」
などとお互いバカ口を聞き合う仲だ。
上野歩は2つ年上で、学生時代は、小説や映画の議論をした仲である。
ブライアン・デ・パルマの「ミッドナイトクロス」や、
「ゴッドファーザー」、「ブレードランナー」が大好きで、
僕も、まんざら嫌いではなかったので、二人で何度も何度もビデオを観た。
上野歩の家は下町の八広にあり、お父さんも映画好きだったから、
彼の家に泊まりに行って、彼のお父さんと「七人の侍」を観ながら
ビールを飲んだのを覚えている。
彼が小説を書くと、お前はストーリーが下手だの、女の描き方が下手だの、
だけど文章は上手い、だの、ずいぶんひどいことをいつも言っていた。
ということで、たまには褒めてやるよ!たかーしくん!
なかなか良い小説だ。
映画化されるといいな!
(ずいぶん、高飛車ですみません>お客様各位 by内原
ではでは・・・
2014年06月04日 13:29
トラックバック
このエントリーのトラックバックURL:
http://blog.nc-net.or.jp/cgi-bin/mt/hoge-tb.cgi/2923