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2022年04月14日

宇宙ビジネスの可能性 製造業

宇宙に行くには、NASAに行くしかなかった時代から、誰もが宇宙に行く体験が
できる時代が間近となりました。
宇宙ベンチャーは、まさにこれから成長期に入っていきます
宇宙ベンチャーは、大きく分けると下記の3つにのカテゴリーに分かれます。

1,打上ロケット(ロケット打上or宇宙体験旅行)
2,衛星ビジネス
3,外宇宙ビジネス(月、小惑星etc)

2021年は、民間宇宙ビジネスの元年となりました。
1,の民間のロケット打上企業3社が民間人を乗せて、打上げを成功させたのです。
SPACE-X(テスラ創業者イーロン・マスク)、BLUE ORIGIN(Amazon創業者ジェフ・ベゾス)、VirginGalactic(Virgin創業者リチャード・ブランソン)の3社が有人宇宙飛行を達成しました。
日本では、堀江貴文さんがファウンダーのインターステラー、名古屋の緒川修治さんのPDエアロスペースが、民間ロケットビジネスに挑戦しています。ウクライナでの事件から、ソ連の打上げロケットが利用できなくなったため、打上げロケットビジネスへの期待は加速する、と堀江貴史さんは語っています。

2,衛星ビジネスは、何百社(千?)が参入してますが、昨年、アストロスケール社が300億円の調達に成功したのは記憶に新しい所です。スペースデブリという世界全体の問題を解消するという、視点は、世界的に見ても必要不可欠でありながら、今までなかった視点です。
3,は、前回、エミダスマガジンでも特集したI-SPACEも100億円の調達を行い、
次のステージに向かっています。
月面資源だけでなく、小惑星や、彗星に注目するベンチャーも出てきています。

(株)キャステムの戸田社長が携わる「インターステラテクノロジズ」 は、小型ロケット打上及び、北海道大樹町での打上空港ビジネスを主としていますが、
今後、数年で大きな成長が見込まれています。
それも、ウクライナ、ロシアのロケットが利用できなくなり、日本での民間ロケットの打ち上げに大きな期待が掛かっているのです。

ロケットを打ち上げるには、多くの部品を軽量化かつ、耐熱、耐寒素材で、安全が求められます。
まさに、中小製造業の少量生産かつ、微細な部品が多く必要とされています。

毎月、数十機のロケットが打ち上げられる日が、近づいています。

日本では、JAXAが年間3,000億の予算を持つ中で、三菱重工、IHI、NECなど一部大手が、メーカーとして主要部品を作ってきたましが、上記のような環境から、中小企業が基幹部品の製造を担う可能性も多くなってきています。

5月20日(金)開催予定の「エミダスだよ!全員集合!!半年遅れの賀詞交歓会」では、宇宙関連部品に多く携わってきた「由紀ホールディングス(株)」 大坪社長、ベンチャー企業を数十社輩出している「(株)浜野製作所」 浜野社長、そして、「(株)キャステム」 戸田社長に、宇宙ビジネスの可能性について語っていただきます。
是非、ご参加ください。
参加お申込みはこちらから。

2022年04月14日 09:32

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