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2013年04月23日

ハノーバー・メッセ2013 無事終了!

 
ハノーバー・メッセ2013が無事に幕を閉じた。
 
4月2日からドイツへ出張に行き、戻ってきた頃には日本は桜は散り、
すっかり春の陽気だった(先週末は少し寒かったが)。
  
2013年のハノーバー・メッセも盛況に終わった。
 
2年目となる、本年の挑戦には、
弊社として初の出展となった昨年の共同出展社からも5社が賛同してくださり、
また、新たに16社に加わって頂いた。
 
合計、21社+NCネットワークで、 「JAPAN Pavilion」 として日本を代表して、
欧米に日本のモノづくりの力を示して きた。
 
 
1_R.jpg
JAPAN Pavilion 全員集合
 
 
【1日目】
1 日目午前中はビジターも少なく、出だしは少し不安を煽られたが、
午後からは巻き返し、目標としていた1日の弊社 ブースへの
来場者300名を超えることができた。
 
入口では、日本から皆で持参した日本酒(八海山・麒麟山・ 久保田等々)を
オリジナルで作成した枡に入れて振る舞った。
 
 
2_R.jpg
大人気の日本酒とオリジナルの枡
 
 
ドイツ人の日本酒の評価は様々だ。
 
「Oh~,Strong!」 の反応も あれば、
「Oh~,Very Delicious!! , Fantastic!」 の反応もあり。
 
また、日本に憧れるドイツ人も多く、枡での振る舞いはとても人気であった。
入口付近に配置した女性スタッフは皆、着物を着て日本酒を振る舞った。
 
 
【2・3日目】
2日目は朝の冷え込みは厳しく、開場する頃には雪が混じっ た。
そのせいか、開場外を歩く方は少なく、会場内は非常に沢山のビジターで溢れていた。
2日目・ 3日目共に来場数は多く、具体的な商談をしている出展社さんも居た。
 
 
会期の様子は弊社のHPからも動画もご覧頂けます。
http://sales.nc-net.or.jp/hano/nc_hannover.html
 
 
ドイツの食事は、賛否両論だが、
今回の出張では美味しいお店に巡り合え、幸いにも食には困らなかった。
 
日本から持参したフリーズドライのお味噌汁、これがむちゃくちゃ美味しかった。
出展社の皆さんも、朝・昼・晩と味噌汁は大人気だった。
 
 
【4日目】
この日も途中まではビジターの入りは悪くはなかったが
後半はなかなか来場数は伸び悩んだ。
それでも、目標とする会期5日間で1,000名の来場者獲得には、
もう少しで届きそうだ。
 
 
【5日目】
最終日はとことん、来場者が少なく、学生さんも多かった。
しかしながら、最後まであきらめずに、
日本酒と「Waht are you looking for?」作戦で
何とか集客を続けた。
 
 
会期中に引合が早速あった出展社さんもあり、
2度目の挑戦は、初出展よりも明らかに大きな成果を残せたように思う。
 
昨年訪れてくさだった方が、本年もご来場頂いたりと、1年ぶりの再会もあった。
 
 
結果的に2度目の挑戦は、5日間で約1,000名の方に
日本ブースへお越し頂くことができた。
 
出展して頂いた21社のエミダス会員企業様がこの挑戦により、
1つでも多くの海外販路を獲得できればと願っている。
 
以前のブログでも述べたが、やはり、ヨーロッパ圏、営業所の 設立、
本格的に計画していかなきゃな~・・・
 
 
2014年は、3度目の正直、いや、3度目の挑戦となる。
 
今回の反省点を洗い出し、出展社の皆様の声に耳を傾け、
より日本製造業が本気で勝負できる舞台を演出して行かなければな。
 
最後に、共同出展をいただいた皆さま、
現地でサポートをしていただいた皆さま、
本当にありがとうございました。
 
本日は、 内原に代わって、ハノーバー・メッセ担当の澤田さくらでした。
 
 

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2013年04月16日

ポルトガル速報!

 
ハノーバー・メッセ2013後、ポルトガルに来た。
 
僕にとってポルトガルは、ファドの国だ。
ファド=民族歌謡とでも訳せばいいのか?
演歌+ブルースだ。
 
僕は、久保田早紀の「異邦人」ファドバージョンが大好きだ。
ファドもたっぷり聴いてきた。
 
 
朝は、毎朝、6時に起きて、
7時過ぎには宿を出て、まずサーフィン。
 
うみ1_R.jpg
ポルトガルの海
 
今回サーフィン部に参加いただいたのは、
株式会社ジャスト 岡崎社長
株式会社野上技研 野上社長
東和工業株式会社 小笠原社長
株式会社特殊阿部製版所 阿部社長
株式会社トーキンシステム 新川社長
の5名だ。
 
今回、大波賞は、東和工業㈱の小笠原社長だろう。
 
 
 
午後は工場見学。
この日は2社を見てまわった。
 
 
Fundiven,S.A._R.jpg
アルミダイカストの「FUNDIVEN SA」社
徹底した品質管理が行われており、
その土台は日本から学んだ5Sと改善活動との事。
 
 
2社目_R.jpg>
金型の「AURI MOULDES」社
自動車部品向けの金型が中心。
 
両社とも、売上の大半がドイツ、ほか、ヨーロッパ企業である。
(ボッシュが半分、その他、シーメンス、ルノー日産、・・・etc)
 
ものづくり大国と呼ばれた日本金型業界、
今こそ正解にもっと営業しなければ!!
 
 
ポルトガルは思った以上に綺麗で美しい国だ。
食事ももちろん美味い。
日本と同じ海洋国家であるから、
魚介類がめちゃ、美味い。
 
 
いや~、ポルトガル大満喫。
 
 
街並み_R.jpg
ポルトガルの街並み
 
 

 

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2013年04月09日

ハノーバー・メッセ2013 スタート!

 
ハノーバー・メッセ2013が始まった。
 
日本の景気に活を入れるべく、ドイツに出展しているが、成果はまだまだだ。
ヨーロッパ人からみれば、日本も中国も韓国も一緒で、東洋の最果ての国である。
 
日本人が、オランダ、イギリス、ドイツ、スペイン、イタリア、
ギリシャ、チェコなどの国々を一緒と捉えるのと同じ感覚だ。
だからビジネスを始めようと思っても簡単ではない。
 
ドイツの国内だけをみても、ベルリンや、ドレスデンに代表される東ドイツ地域。
ライン川下流のデュッセルドロルフ、ハンブルグ、ハノーバー。
ライン川ロマンティック街道沿いのケルン、フランクフルト。
ライン川上流のシュツットガルト、ミュンヘン、ニュルンベルグ。
様々な都市が、様々な特徴を持って、小都市国家を形成している。
 
日本でも、名古屋、大阪、京都、北陸、東北、九州など、
それぞれの文化圏に入り込むには、
拠点(営業所)が必要となってくる。
 
そこで、仕事を確保する覚悟がなければ仕事は取れんのではないか?
最近は、そう思うようになってきた。
 
 
ワーゲンの街。ベンツの街。ポルシェの街。BMWの街。
メッセの街。音楽の街。古城の街・・・etx
 
街々が特徴を持って、それぞれの都市のブランドを作り出している。
ドイツに来るといつも、街々の個性の素晴らしさに感心する。
日本が忘れた文化を大切にする土壌があるのではないかとも思う。
 
代表的なものでは、
 
1、コンビニがない・・・ので、古くからの商店が活気溢れて、
  街中が人々の生活の中心となっている。

2、路面電車・・・・日本では、東京、大阪、名古屋などの大都市では
  すでに路面電車が消えたが、ドイツでは市民の足として立派に残っている。
  ハノーバーは、人口50万人の都市であるが、18本の路面電車が都市近郊を繋ぐ。
  日本だと、熊本、長崎、鹿児島クラスだが、
  日本では、3本くらいの路面電車がせいぜいだ。
 
3、古い街並みがある・・・日本と大きく違うのは、築100年以上の建築物が多いことだ。
  ものすごく綺麗で情緒がある。
 
 
さて、今日はポルトガル人、トルコ人と長く話した。
僕は、ハノーバー・メッセ2013が終わったら、
ポルトガルに行ってサーフィンをする予定だが、
ポルトガルの機械加工屋、鋳物屋とアポを取った。
楽しみである。
 
ドイツでは、ライカ、カールツァイスの工場と、
ベンツ、メルクリンミュージアムを見た。
中小企業も一社、ヘルムート・クリストマン社を見に行った。
どこも、とても綺麗な工場ばかりで、びっくり仰天だ。
 
 
ヨーロッパは、まだまだ、見所満載だ。
今年は、6月パリエアーショー、10月にトルコ、セルビアに行く。
8月にスコットランドも行きたいが、これはウイスキーを飲みたいからだ。
 
まだまだ、見たい国はたくさんあり、見たい工場は世界中にある。
 
人生、短すぎるかも・・・・・
 
ハノーバーメッセ2013、頑張ってきます~
 
ではでは・・・
 
 
 
hannover_blog.jpg
 
 
 
 

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2013年04月02日

ハノーバー・メッセ2013、行って来ます!

 
 
今年もハノーバーの季節がやってきた。
世界最大の加工技術展示会。
NCネットワークのエミダス会員21社で共同出展に出かけてきます~
ハノーバー・メッセは日本の機械要素技術展の4~5倍のスケールで
繰り広げられる技術総合展示会だ。
 
 
なぜ?ハノーバー・メッセか?
 
 
僕は、この10数年、東南アジアの成長を見てきた。
最初に香港経由で、シンセン、トンガンに行った時は、
これから中国が発達しますよ~という時代だった。
 
それから、あっと言う間にシンセンもトンガンも大都市に成長した。
NCNチャイナ(現ファクトリーネットチャイナ)を作ったのは2003年。
それから、もう、10年の歳月が過ぎた。
NCNベトナムは2010年からだから、今は3年目になる。
 
一昨年は、NCNタイランドをやろうと思ったが、洪水で水に流れ、
計画が頓挫した。
 
その頃から、海外(欧米)からの受注戦略の話を聞くようになった。
 
日本金型工業会で、ユーロモールドに出展した株式会社キメラさんが、
イスラエル、ブラジル、ドイツ、ほか数カ国から受注したと聞いた。
さらに、京都の山本精工株式会社さんが、米国に進出するとの話を聞いた。
大阪の株式会社イワサキさんも米国の市場にどう入っていくかとの話で盛り上がった。
京都試作ネットは、2010年~の重要戦略として、海外からの受注を掲げている。
新潟のhakkai株式会社さんも、すでに米国企業からの売上が3割となり、
中国企業から仕事を取り戻しつつある。
 
一方、東南アジアに行くと、中国からは撤退ムード。
タイでも安売り合戦。
ベトナム、インドネシア、フィリピン等は一応、盛り上がってはいるが、
数年後には、中国、タイと同じ運命だというのを実感したのだ。
 
 
<結論>
東南アジアでは、超大量生産か、生産財、生産技術(金型、設備等)しか、残らん。
一方、欧米では、中小のメーカーも含め、ものづくりが精緻で、デザイン性も高い。
 
そこで、NCネットワークとしては、東南アジアでの展開も需要であるが、
欧米にいかに売っていくかと試みていこう、ということになった。
 
ヨーロッパは、ハノーバー・メッセ。
米国は、ロサンゼルス、オハイオに事務所を出し、
具体的に米国企業からの受注を始めた。
 
日本の技術が世界で一番ならば、欧米のメーカーにも通じるはずだ。
 
今後、日本の製造技術は、日本のメーカーだけでなく、
世界中のメーカーに買って頂かねばならない。
 
そんな決意を込めて行って来ます~
 
 
ハノーバー・メッセ2012共同出展の様子
 
01.jpg
集合写真
  
02.jpg
商談の様子
 
03.jpg
商談の様子
 
 
 

 
 

09:36 | コメント (0) | トラックバック

2013年04月01日

工場技術動画撮影 <植木プラスチック株式会社>

 
こんにちは!エミダス事業部の河野桃子です。

暖かくなったと思えば、急に冷え込み、満開の桜も風邪をひきそうです。

天候が不安定ななかではありますが、先日、
植木プラスチック株式会社様の<工場技術動画>撮影に行ってまいりました!


植木プラスチック様は、短納期(4日から)で
試作1個から大量生産まで行う成形加工メーカーです。
0.3~8mm板成型のプラスチックカバーの製造、プラスチック加工/樹脂シートなど、
小型成形から大型成形まで24時間稼働で短納期にて対応しています。

 

動画撮影では、事前に
工場を見ながらの打合せをし、シナリオを作成します。

そして、撮影当日。
丸1日の時間をかけ、工場・事務所内・製品などを撮影します。

 

DSCN2790.JPG

 
 
植木プラスチック様は群馬県に3つの工場を持ち、本社工場内には3棟の工場があります。
丁寧に撮影し、会社の魅力をPRするためには長時間必要になります。
朝早くのスタートにも関わらず、
従業員の皆様は率先して掃除や片付けなど、撮影のための空間を作ってくださり
撮影はスムーズにすすみました。

 
 
DSCN2776.JPG


 
写真ではお見せできませんが、
国内では最大サイズの大型真空成型機(1200×4500、2700×3300)は圧巻です!
動画での公開が楽しみです!


製品も一点一点丁寧に撮影します。
長時間の撮影の間も、植木プラスチックの皆様の素早いご協力で
すべての製品を撮り終えることができました。

 
 
DSCN2801.JPG

 
 
撮影が終了し、1ヶ月半ほどかけて動画が完成します。
お楽しみに、お待ちください!


 ******


NCネットワークでは、<製造業限定!>で
製造業界のPRに特化したホームページやパンフレット、動画の製作を
おこなっております。

*ほかの工場動画はこちら
 「バーチャル工場見学」
 
 

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