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2013年04月02日

ハノーバー・メッセ2013、行って来ます! 海外視察・展示会~ハノーバー・メッセ

 
 
今年もハノーバーの季節がやってきた。
世界最大の加工技術展示会。
NCネットワークのエミダス会員21社で共同出展に出かけてきます~
ハノーバー・メッセは日本の機械要素技術展の4~5倍のスケールで
繰り広げられる技術総合展示会だ。
 
 
なぜ?ハノーバー・メッセか?
 
 
僕は、この10数年、東南アジアの成長を見てきた。
最初に香港経由で、シンセン、トンガンに行った時は、
これから中国が発達しますよ~という時代だった。
 
それから、あっと言う間にシンセンもトンガンも大都市に成長した。
NCNチャイナ(現ファクトリーネットチャイナ)を作ったのは2003年。
それから、もう、10年の歳月が過ぎた。
NCNベトナムは2010年からだから、今は3年目になる。
 
一昨年は、NCNタイランドをやろうと思ったが、洪水で水に流れ、
計画が頓挫した。
 
その頃から、海外(欧米)からの受注戦略の話を聞くようになった。
 
日本金型工業会で、ユーロモールドに出展した株式会社キメラさんが、
イスラエル、ブラジル、ドイツ、ほか数カ国から受注したと聞いた。
さらに、京都の山本精工株式会社さんが、米国に進出するとの話を聞いた。
大阪の株式会社イワサキさんも米国の市場にどう入っていくかとの話で盛り上がった。
京都試作ネットは、2010年~の重要戦略として、海外からの受注を掲げている。
新潟のhakkai株式会社さんも、すでに米国企業からの売上が3割となり、
中国企業から仕事を取り戻しつつある。
 
一方、東南アジアに行くと、中国からは撤退ムード。
タイでも安売り合戦。
ベトナム、インドネシア、フィリピン等は一応、盛り上がってはいるが、
数年後には、中国、タイと同じ運命だというのを実感したのだ。
 
 
<結論>
東南アジアでは、超大量生産か、生産財、生産技術(金型、設備等)しか、残らん。
一方、欧米では、中小のメーカーも含め、ものづくりが精緻で、デザイン性も高い。
 
そこで、NCネットワークとしては、東南アジアでの展開も需要であるが、
欧米にいかに売っていくかと試みていこう、ということになった。
 
ヨーロッパは、ハノーバー・メッセ。
米国は、ロサンゼルス、オハイオに事務所を出し、
具体的に米国企業からの受注を始めた。
 
日本の技術が世界で一番ならば、欧米のメーカーにも通じるはずだ。
 
今後、日本の製造技術は、日本のメーカーだけでなく、
世界中のメーカーに買って頂かねばならない。
 
そんな決意を込めて行って来ます~
 
 
ハノーバー・メッセ2012共同出展の様子
 
01.jpg
集合写真
  
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商談の様子
 
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商談の様子
 
 
 

 
 

2013年04月02日 09:36

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