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2012年11月27日
ホームページ写真撮影<株式会社ニッコークリエート>
エミダス事業部の河野桃子です。
最近、風邪がとてもはやっていますね。
しかし、社内の誰よりも風邪とは無縁です。こんにちは!
NCネットワークでは、<製造業限定!>として
製造業界のPRに特化したホームページやパンフレット、動画の製作をおこなっております。
先日は、株式会社ニッコークリエート様のHPリニューアルのための
写真撮影に行ってまいりました!
ニッコークリエート様は、鋳物、ダイカスト、金型、アルミ機械、組立・プラスチックなど9部門、
5つの工場を持つ、栃木の企業様です。
栃木とは言っても、ニッコークリエート様の「ニッコー」は日光ではなく、
旧社名・日本工器の略。
創立73年を迎え、各種部品製造をはじめ、洗浄機の開発販売をおこなっています。
ホームページ作成では、事前にホームページのイメージやPRしたい内容を打合せし、
撮影2日弱の時間をかけ、すべての工場を撮影します。
プロのカメラマンさんを前に緊張をしていた従業員の方々も
和やかな撮影の雰囲気に、少しずつ笑顔を見せてくださいました。
製品は、一点一点専門機材を用い、よりよい角度を捜しながら撮影していきます。
ニッコークリエート様では、撮影のための製品の準備なども事前にお気遣いくださり、
従業員の皆様に支えられて、順調に撮影を終えることができました。
これから1ヶ月半ほどかけて、ページを作り込みます。
どんなサイトになるのか……
<ニッコークリエート様 現:ホームページ>
新・ホームページ公開は、年内予定!!
お楽しみに!
ドバイツアー<2>
ドバイツアーでお会いした桜井さんの話をする。
桜井さんという名前だが、パキスタン人である。
正式なお名前は桜井車人(しゃびと)。
桜井さんは、18歳の時に日本に出稼ぎに来た。
お医者さんの息子だが、
何か大きなことをやりたくて日本に来たそうだ。
富山に行き、初めはガソリンスタンドで働き始めた。
そして、コンプレッサーを製造する会社で働き始めた。
そこでは社長に歩合制を進言し、
一日に2台程度、作っていたコンプレッサーを
5~6台作れるように改善し、生産性を高めた。
この頃、同時に知り合いになった社長に誘われ、
中古車のビジネスも開始する。
新潟港から、ロシアに向けて、中古車の販売をするというものだ。
現在は、ロシアだけでなく、
ドバイ、パキスタン、南アフリカ、等世界中に中古車の販売を行っている。
仕入先も日本だけでなく、アメリカ、ヨーロッパにも拠点を置き、
世界をまたにかけたビジネスを展開しているのだ。
桜井さんは
「日本人はもっともっと Made in JAPAN を信用してビジネスをやればいい。」
と仰るのだ。
日本製の中古車は、アメリカ、ヨーロッパの中古車に較べて、高い値段で売れる。
日本製はそれだけ、信頼がおけるというのが、世界中の評判だ。
日本人は海外に出て商売している人が少なすぎる。
もっともっと海外に出て行けば、いくらでも商売がある。
中国の新車よりも日本の中古車が高く売れる。
世界中の人は、中国製は信用していないが、日本製は信用している。
「ぜひ、どんどん世界に出て商売しましょう!」
と、最後は説教を受けているような気持ちになった。
桜井さん、本当かどうかわからんが、言葉は、
パキスタン、 英語、日本語、 ロシア語、
スペイン語、台湾語、中国語、アラビア語 を話せるそうだ。
うわぁ、素晴らしい。
ドバイに来たのは、13年前からだそうで、
ドバイでも相当儲けているらしい。
桜井さんの言うとおり、もっともっとがんばろう。
最後にドバイの観光名所も、ちょっと紹介する。
フェラーリワールド
夜の世界一タワー「ブルジュ・ハリファ」
ではでは・・・
2012年11月20日
ドバイツアー<1>
ドバイに行った。
ドバイってどこ?
ミッションインポッシブルで、トムクルーズが世界一の高層ビルで大騒ぎした印象が強く、なんか、アラブの王様の国。
でも、どこにある???地図を見るとドバイという国はない。
行ってみてわかったが、ドバイというのは、アラブ首長国連邦の一地方自治区のことである。
国ではないんだ、ということ自体知らなかった。
無知は恐ろしい。
さて、UAE(アラブ首長国連邦)だが、ドバイを含む、七つの自治区からなる。
1970年に設立された。
GDPは約2396万$(埼玉県と一緒)である。
収入の40%は、石油と天然ガスによるものだ。
連邦の首都はアブダビ。へーっ、アブダビ。
なんじゃ、アブダビ。
知らないなぁ。アブダビ。
そうあらためて、ドバイは一地方自治区なのである。
連邦の予算は、アブダビが80%、ドバイ10%だそうだ。
ドバイは、実は、貿易、金融、観光の3本柱で経済発展中。
うーん、この国がわからん。
さいたま市がアブダビで、川口がドバイ。
そんな、感じかな~。
しかし、川口が世界一の高層ビルを建ててしまう。
んな、馬鹿な・・・
さて、ドバイ自治区の話に戻る。
ドバイの人口は220万人。
そのうち自国民は40万人。
40万人の平均収入は2000万円だそうだ。ほんまか?本当か?謎。。。。
そして、残りの人口は、平均年収60万円。
インド、パキスタン、バングラディッシュ人などだ。
完全なる格差社会だ。
しかも、無税。ゆりかごから墓場までの国策で、
自国民は、子供が出来るといくら、大学に行くといくら、常に金が振舞われる。
日本の常識では計り知れない国である。
僕は思った。
この国は、国でない。
王様がCEO、自国民が社員、外国人がワーカー。
そんな企業なのだと思う。
企業だとすると納得がいくが、いつまでも、そんな甘い世界が続くとは思えない。
ドバイよ、どこへ行くのか?
楽しみではある。
石油で儲けた金を元手に世界中の金持ちを無税の政策で集め、リゾートを作り、
金融と貿易と観光で儲ける。
儲かるときはいいが、儲からないときはどうするのだろう?
謎は深まるばかりのドバイツアーであった。
2012年11月13日
沖縄県の工業団地
仕事で初めて沖縄に来た。
いやぁ、沖縄にも工業団地があるのだなぁ~。
(日本金型工業会の話で知ってはいたが・・・)
仕事で来れるとは思っていなかった。
那覇空港を降りるとそこは、もう南国。
半袖、短パンの世界である。
そうそう、観光ではない。
仕事だ仕事。
さて、今回来た工業団地は、沖縄のちょうど真ん中に「うるま市」にある。
うるま市は人口11万人。
さんご礁に囲まれた美しい島という意味だそうだ。
ここは日本で唯一、経済特区として企業誘致を行っている。
法人課税が22%(~5年)、27%(6年~10年)
さらに設備投資減税、低融資制度、雇用に関しての優遇制度。
等々。
"国際物流拠点産業集積地域 うるま地区(旧特別自由貿易地域)"
素晴らしいではないか。
NCネットワークも本社を沖縄に移したいくらいだ。
しかし、南国に移ると働かなくなってしまうのだろうな???
うーん、悩むなぁ。
そこで、金型技術センター 金城(きんじょう)さんの話を聞いた。
金城さんは、静岡でバイクメーカー某社に長年勤めていて、
金型技術には一過言あるお方だ。
金城さんが目指している沖縄の工業は、東南アジアと一線を画し、
日本ならではの強みを持った企業をたくさん集めることである。
沖縄のGDPは約3兆 そのうち軍事関連は2000億。
就業人口 60万人 そのうち軍事関連は、9000人。
沖縄=軍事関連の補助金で潤っているというイメージがあるが、意外とそうでも
ない、と仰っていた。
今、金城さんが一生懸命開発しているのは電気自動車だ。
沖縄は実に電気自動車に適した島である。
全長140km。
実質的に那覇空港から観光で移動するとしても100kmくらいの人がほとんど
である。
電気自動車がフル重電で走る最大の距離は、130~160kmが普通なので、
ちょうどいいということになる。
金城さんは今、電気自動車=環境=沖縄という図式で、
沖縄に新たな電気自動車革命を起こそうとしている。
素晴らしいなぁ、と感動した。
金型技術センターで話を聞いた後、
大垣精工 沖縄工場、YAMAHA データセンター、昭和金型、BEAC、
ニップラさんを見せていただいた。
まだ、それぞれレンタル工場団地で動き始めたばかりという感じではあるが、今
後が楽しみである。
半年後、再度、工場見学をしようと思う。