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2013年07月02日
怒涛のヨーロッパツアーin AirSHOW ~2~ (海外視察・展示会~ヨーロッパ・中東)
パリに行ってきた。
旭金属工業 、山中社長が毎年、エアショーに出展しているので
「ぜひ連れて行ってくれ~」とお願いして行くことになった。
<愛宕精工 山本社長とフランスワイン>
今回はツアーではなく、ただ、エアショーを見にいった。
同行者は、愛宕精工の山本社長1人だったので、
どこへ行くのも二人でずっと一緒の旅となった。
さて、エアショーだが、
出展社数600社、展示会客数355,000人の大展示会である。
日本勢は、三菱重工、IHI、島津製作所etc・・・etc
弊社のお客様では、旭金属工業様、菊地歯車 様、由紀精密 様などが出展していた。
新潟県、JETROもブースを構えていて、日本勢も30社弱の出展である。
航空機産業は、周知のとおり、2010年~2020年に掛けて、
倍の生産量になるといわれている。
東南アジアを初めとして、インド、ブラジル、中国、東南アジアの経済圏が
発展すればするほど、交通網としての航空機産業は重要になる。
これまで日本は、ボーイング社の下請け仕事を中心に
三菱重工、IHI、島津製作所を初めとして、航空機部品を提供していた。
ボーイングの部品の6割が日本製と言われている。
さらに三菱重工が中距離小型機の国産機MRJを既に生産を開始し、
受注もしているわけだ。
山中社長は「航空機産業は、市場40兆のちっぽけな業界なんですわ」
と京都弁で仰ったが、市場40兆はでかいと、僕は思った。
エアショーは、ご覧のとおりである。
でかい飛行機から、小さい軍用機、兵器も多く展示され、
軍人らしき人もたくさん闊歩している。
さて、感想である。
航空機産業はともかくでかいのだ。
投資額もでかい。
使う工作機械もでかい。
飛行機もでかい。
いつも僕が携わっている、旋盤とか、フライスとか、マシニングとか、プレスとか、
そういったビジネスが、なんか小さく感じてしまう気がした。
僕が生きている世界は、そういう世界なので仕方ないが、
世の中、マシニングセンターを100台単位で使ってやるビジネスがあるんだなぁ、
ということを感じた。
山中社長曰く「一台、二台の機械じゃ、あかん、10台、20台単位、一台2億や」
そんな世界があるんだよなぁ。
製造業、奥は深い。
<エアショーの写真>
2013年07月02日 18:37
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