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2013年05月28日
カンボジア訪問 (海外視察・展示会~東南アジア)
<カンボジアでの食事の様子>
ベトナムに行ったついでにカンボジアに行こうということになった。
メンバーは、(株)プレックの村井社長、NCNベトナムの大塚夫妻、
それに僕とNCNのSE芦田君の5名である。
1泊2日の短期滞在ではあるが、カンボジアの今を実感出来た。
カンボジアといえば、ポルポト政権時代に
国民の1/3にあたる300万人が虐殺された国として有名だ。
そのイメージがあり、世界最貧国のイメージが付きまとう。
しかしカンボジアは、僕らが思っていたイメージとはかけ離れ、
カンボジアは、とても綺麗な国だった。
いつもベトナム、ハノイに慣れているせいか、
東南アジアが"汚い"のには慣れっ子になっている。
しかし、カンボジアは違った。
街並み、レストラン、ホテル、すべてが綺麗なのだ。
そして、お洒落である。
同行した村井社長は
「もっと汚い国かと思ったら、逆じゃん。ベトナムより全然綺麗だ」
と、びっくりしていた。
貧しい国なのかと思っていたが、そんなことはない。
レクサス、BMW、ベンツがたくさん走っていた。
知人の紹介で神成(かんなり)さんという、日本人国籍を持つ、カンボジア人に
ガイドをお願いした。
(現在、カンボジアが盛り上がっているのでカンボジアに出稼ぎ中、単身赴任)
彼によれば、今、カンボジアはまさに"バブル"だそうだ。
プノンペンの市内は、1坪100万円で土地が売買されている。
それで、レクサスに乗れるような"土地転がし"がゴロゴロいるのだ。
昨年から、ミャンマー、ラオス、カンボジアを見て来たが、
いずれの国も事情は同じだ。
チャイナ+プラスワンの期待値から、
投資が進み、お金が世界中から集まってくる。
しかし、ベトナム、ミャンマー、インドネシアなどは、
お金の半分が賄賂に消えているのではないか、と言われている。
カンボジアはどうだろうか?
詳細はわからないが、賄賂はあるだろう。
しかし、この綺麗さは、いったい何なのだろう。
ヨーロッパと見間違うほど街が洗練されているのだ。
おそらく、教育の質と国民のもともとの"考え方"の違いかと思われる。
ベトナム国民と、カンボジア国民の違いを列挙する。
<空港>
カンボジア・・・フレンドリー、対応が早い、税関も挨拶し、話しかけてくる
ベトナム・・・・冷たい、対応めちゃ悪い、税関・・・挨拶もなし、冷たい
<ホテル>
カンボジア・・・綺麗、デザインが洗練されている、掃除が行き届いている、
フロント、メイド、すべてが対応が早く、挨拶もしてくる、
ベトナム・・・・形は出来てるが、細かいところが行き届いてない、
フロント、メイド、すべて対応悪い。
<食堂>
カンボジア・・・綺麗、臭くない、床にモノが落ちてない。
フレンドリー、スタッフがテキパキと動き回り、注文を聞いてくる。
ベトナム・・・・汚い、なんか臭い、床に紙屑、ごみをばらばら落とす、
こちらから話しかけないとスタッフは動かない
<街>
カンボジア・・・整然としている。ゴミがほんとに少ない。清掃が出来ている。
お店のディスプレイがお洒落。
ベトナム・・・・混然としている。ゴミだらけ。清掃全然だめ、ディスプレイは
自分が目立てばいい。
<人口・面積>
カンボジア・・・1400万人・日本の北海道、九州を足したくらい
ベトナム・・・・9000万人・日本の本州と一緒
さて、いろいろ比較をしてみたが、僕の好きな<ラーメン>の比較である。
中国でたくさんラーメンを食べたが、美味いラーメンはほとんどなかった。
香港のホテルの夜食で食べたラーメンが一番美味いと思う。
カンボジアでも中華料理屋に行った。
見事である。
まずはアンコールビール。
空芯菜。
麻豆腐。
そしてラーメンだ。
ここのラーメンは手打ちで、麺は少し柔らかめだが、とても美味かった。
今回は観光だけということで、工場には行かなかった。
(というか、カンボジアに進出している中小企業はまだ、ほとんどない)
なので、今後はどうなるかわからない。
しかし、品があり、挨拶が出来て、礼儀をわきまえているカンボジア国民。
指導者次第でシンガポールのような発展も十分ありえると思った。
今後、5年の成長性を考えるとカンボジアはポテンシャルが高い。
2013年05月28日 16:24
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