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2011年11月08日

企業におけるブランディングとは? 経営&挨拶

11月から「エミダスブランディングセミナー」~営業力強化のために~を開始した。
ブランディングなどとかっちょいい言葉を使っているが、僕がやりたいのは、
「俺はなに屋だ」ということをハッキリしてくれ、ということだ。

田中製作所
田中鉄工
田中精工
田中技研
田中精密
田中工業
・・・・・・etc

日本の製造業の会社の名前はなんと単純な名前が多いことか?
一族がつくったことはわかるが、アイデンティティの欠片もない。

ブランディングとは、すなわち、自分が何を売りたいのかハッキリすることだ。

ホンダ Power of Dream
日立 Inspires Next

大企業のブランディングを見てみるといずれの会社も夢を訴えるブランディング
が多い。

ブランドというと「グッチ」「エルメス」「フェラーリ」などの高級ブランドを
思いつくが、
「早い、安い、美味い」の吉野家、100円マックのマクドナルド、100円ショップ
のダイソーは、
低価格でのブランドを確立しているといえるだろう。

すなわち、会社がなんのために存在しているのかを価値を考えることがブラン
ディングといえる。

中小企業の場合を考えてみよう。
中小企業の場合、たまたま下請け家業から開始して、メーカーないしは、元請の
企業からの
要求に応えるために開始した会社が多いのが事実だろう。
また、食べていくために始めた、という会社も多いのではないだろうか?

しかし、従業員が10人を超え、取引先も増えてきたら、会社として何を生業とし
て食べていくのかを
キッチリ決める必要がある。

それがブランディングの原点だ。

多くの企業では社長が発信しているメッセージがブランディングとなる。

「うちは納期が早い」
「うちは品質レベルが高い」
「うちは大量につくるので価格が安い」
「うちは小回りが利く」
etc

いろいろな形でお客様に対して役に立っていることがあるはずだ。

それをブランド化すると企業の役割が明確になる。

製造業の場合、そこに一ひねり。
「短納期精密部品のxxx製作所」
「超精密部品のxxxx工業」
まぁ、考えると難しいことではあるが、上記のようなブランディングが必要だ。

エヌシーネットワークではみなさんに考えて頂くためのブランディングセミナー
を開催しているのでよろしくお願いします。

2011年11月08日 17:18

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