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2011年07月14日
【商売繁盛の印】 ~益鳥に選ばれた工場~ (NC広報チーム)
広報T担当の廣瀬國松です。
普段は加工部品も取り扱っております。よろしくお願いします。
先月久しぶりに車で出張へ行ってまいりました。
東京→甲府→岡谷→坂城→黒部→中新川郡→東京
で、1泊2日です(苦)
今回は普段から大変お世話になっているのと、僕が地域的にも大好きという理由で、
※大好きな理由↓
おしぼりうどん・そば 『かいぜ』
おしぼりを知らない方は、坂城・戸倉の名物です。是非!!
庭でウサギも飼ってます(笑)
本題に戻ります。。。大変お世話になっている坂城町の工場をご紹介したいと思います。
まずは1社目、
ズラリと並ぶ工作機械、年中無休、24時間生産体制!株式会社イケダ
角&3次元の数モノ削り品を材料問わず、高品質・短納期で製品を供給しております!
僕も毎度、某超精密機能部品メーカーさんの数モノでお世話になっております。
↑5S活動本気活動中! 右から営業三井さん、工場長の西村さん。
いつもありがとうございます!
2社目はイケダさんから約10分、試作開発品、特急品のスペシャリスト!『削り屋』
株式会社キック
開発品、間違いのあっちゃイケないもの、納期マストなモノ、
皆様はどれくらい、任せて安心できる工場がありますか?
言葉は要りません!
工場からの景色も最高です!
さて、タイトルです。
3社目は 株式会社光和
さっそくエントランスに向かうと、、、
ん? 何だコレ???
まさか。。。
すっすすす、巣? しかもツバメの巣。
『ツバメ』
日本においては、水稲栽培において穀物を食べず害虫を食べてくれる益鳥として古くから大切にされ、ツバメを殺したり巣や雛に悪戯をする事を慣習的に禁じ、農村部を中心に大切に扱われてきた。
江戸時代にはツバメの糞は雑草の駆除に役立つと考えられていた。
「人が住む環境に営巣する」という習性から、地方によっては、人の出入りの多い家、商家の参考となり、商売繁盛の印ともなっている。
また、ツバメの巣のある家は安全であるという言い伝えもあり、巣立っていった後の巣を大切に残しておくことも多い。
wik引用
ん~~~~、すごい。。。
事務方の女性に聞くと、もう何年も前から産卵・子育ての季節になると戻ってくるとか。
私が光和さんを知ったのはここ数年からですが、
昨今のプラ型屋さんの厳しい情勢でも、またリーマン後でも、機械が動いてない時はありませんでした。
※当日も20時に辞去した後も、エンジニアさんは皆さん残っておりました。。。
益鳥に選ばれたからか、orそもそも、だからこそ選ばれたのか。
全ての事象に理由がありますよね。
ちなみに光和さん、
こんな製品などの試作型 → トライ(試打ち)までを驚きの1週間で!!!
昔から長野県にはこんなお話があります。
『松本のスズメ、諏訪のトンビ、上田のカラス』
松本と諏訪の例えは別稿に割くとして、上田。
※僕の地域感でいうと、坂城も含まれる。地域の方々の感情は抜き
カラスに例えられるのはとても利口な鳥であることと、
世の中の動き(時勢・気運)を捉え、自分の動き方を決めるのが
東信・上田の人間の特徴だと上の言葉は語っています。
誰かが日本の製造業は今の1/3に減るという。
しかし今回うかがった工場はどこも忙しそうでした。
果たしてこのまま留まるのか、外にも活路を見出すか。
いずれであろうと、生き残るための術を土地・習慣として昔から学んでる地域ですから、
これからも生き残れる道を選ぶことでしょう。
2011年07月14日 22:53
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