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2007年04月03日
なにがITだっ! (作家・伊集院朔太郎)
引越しに伴い当然のように会社が遠くなった。
自宅でもある程度の仕事ができるようにと経理部長の女房殿はパソコンを買った。
新型OSビスタ搭載のパソコンだ。
書いていて頭にきたので文章を無視して箇条書きにする。
読みづらかったら無視してくれ。
有楽町のビックカメラに行き、適当な説明に適当な相槌をうち、店内にいること10分ほどでNECのノートパソコンを購入した。
家に届くや、セッティングはパパがやってよね。という道理の通じぬ命令に憤りを感じつつ箱を開封した。
女房殿、数年前まで丸の内の富士通本社勤務だったのだが、女房殿いわく、富士通はパソコンメーカーじゃないらしい。
まずは、中身の確認をというマニュアル通りに中身を見た。
マウスが無かった。
マニュアルに従い、怒り度30でサービスセンターに電話した。
電話に出た相手は謝りつつも担当が違うので、これから言う電話番号へ電話してくれとオレ様に向かってふざけたことを言った。
怒り度80で言われた番号へ電話した。
出た相手は、調べるといい、オレ様を3分ほど待たせた。
怒り度200で、やっと電話に出た相手に自宅の電話番号を伝えて折り返させた。
怒り度150で電話に出た。
相手のオペレーターいわく、このパソコンはマウスがオプションなので選択しなかったのだから箱に同封されていないのは当然だと言った。
怒り度3000のオレ様は、オレ様のようなバカの常識では、マウスはパソコンについているもの。しかもビックカメラでオレ様たちにNECのパソコンをすすめたのは販売応援に来ていたNECの社員だったし、マウスの説明も無かったと伝えて電話を切った。
自宅の近くに本社があるからと、つまらん情けでNECを買ったのをものすごく後悔した。ちなみにオレ様が愛用しているのは、パナソニックだ。やっぱパナソニックにすればよかった。
怒り度5000でNEC本社までツバを吐きにいったが、警備員の姿にビビリ、ださくも帰ってきた。
あ~あ、情けなや。
ところで、ビスタってクルマの名前じゃないのか。
どうなっているんだか?
ついでに、このビスタだが、最低だ。
電源投入まで3分くらいかかる。
オレ様のパナソニックは30秒くらいだ。
性能が良すぎて立ち上げに時間がかかるという。
なんだそれ?
それじゃあ、フェラーリはエンジンをかけるまでに1時間かかってもいいのか?
大型の薄型テレビは画面が移るまでに30分かかってもいいのか?
わけわからん。
なにがITだ。
おまえら、みんな、おかしいぜ。
毎日、100通を越えるスパムメールとやらは、なんともならんのか?
だいいち、なんで訳わからんFAXを毎日受けとらにゃならんのだ。
毎夜、毎夜、たくさんのスパムFAXで紙切れってどういうわけ?
送り先が大手銀行だとか、大手シンクタンクとか、大手銀行系コンサルタントとか、あんたがたサラ金以下だぜ。
選択受信とか、スパム対策とかできないのか?
くそっ!
NCネットワークのみなさま
スパムを拒絶するFAXをつくっとくれ。
怒り度10000になっちまったぜ。
メガバンクのバカどもの限度を知らぬ電話営業もやめさせろ。
テメエから電話掛けてきて3期分の決算書を見せてくれと言えるお前の根性はサラ金の兄ちゃんを超えてるぜ。そんなバカどもには、必ずこう言ってやる。
帝国データバンクで有料で買ったらどうだ。それが営業ってもんだろう。
あ~あ、愚痴っちまった。
化粧の匂い嗅ぎてえなあ。
追伸
内原殿、先日は迷惑をかけてすまぬ。
今度は化粧の匂いのするところ行こうぜ。
2007年04月03日 22:31