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2015年07月14日
ターミネーターシリーズ
ターミネーター・ジェネシス
久しぶりのターミネーター。
シュワちゃん主演。
いやぁ、嬉しい。
なんと、シュワちゃん67歳。
しかし、筋骨隆々、いぶし銀。
かっこいい。
僕の評価は、
ターミネーター : ☆☆☆☆☆
ターミネーター2 : ☆☆☆☆☆
ターミネーター3 : ☆☆☆
ターミネーター4 : ☆☆☆☆
ターミネーター5 : ☆☆☆☆☆
まぁ、個人の思い込みの評価だが・・・
こんなもんでしょ。
そもそもターミネーターは(1984年)にジェームズキャメロンが創造した。
第一作は、シュワちゃんのターミネーターは、悪役だ。
殺しても、殺しても、死なない。最初観たときは衝撃だった。
何発、弾をぶち込んでも死なない。
金属の骨格が浮き出てきて、死なない理由が少しづつわかり、
僕らは驚愕したものである。
第二作は、シュワちゃんが抵抗軍側にプログラムされた
正義のターミネーターとなる。
この脚本は秀逸だった。悪役の液状ターミネーターもよかった。
金属を分子レベルで自由に操れるターミネーター。恐ろしかった~。
ビデオで、レーザーディスクで、DVDで、そして、ブルーレイ。
何本買って、何度見たことか?
でも、数年に一度は観たくなる。素晴らしい出来だ。
次の3作目と、4作目は、おまけに出来たようなもんだ。
そして、TVシリーズ。これもまぁ、おまけ。
面白いには面白いが、3作目とTVシリーズには
観終わったあとの爽快感がない。
4作目は何か、足りない。
そして、シュワちゃん復帰の5作目である。
これは、またまた、よく出来ている。
シュワちゃんが歳取ってるところもよく出来ている。
本作は、1作目、2作目の続編と考えていいだろう。
そもそも、ターミネーターシリーズは時空間を超えたSFシリーズだ。
なんでもありだが、お勧めです。
本作を観ると、クラウドが恐ろしくなる。
コンピューターを信用しちゃぁ、ダメだよなぁ。
と、まじ、思った。
うちのシステムもクラウドに代えようとしているみたいだが、
「近江君、ターミネータージェネシス見てくれ!」
思わず、お願いした。
2015年07月07日
HILLTOP 大変革の予兆
HILLTOP株式会社にお伺いした。
「楽しくなければ仕事じゃない」を
合言葉に、徹底した家族主義を貫くのがHILLTOPだ。
HILLTOPは、社員数80名、売上14億の町工場だ。
その町工場に今年も1,000人以上の大卒生が、面接に来ている。
この7年ほどは、毎年、5~6名の大卒を採用してきた。
その成果でリーマン以降、毎年、2割ほどの売上増となり、
一昨年10億を超えてから、昨年は、14億円の売上となった。
成長要因は、ただ一つ。
人を大切にする経営である。
徹底した家族主義を貫き、社員研修を徹底してやっている。
求める人財は、知的体育会系。
6ヶ月に渡る社員研修を行う。
大学の延長戦のように座学+実技。
女性も男性も、フライスを、旋盤を、五軸マシニングセンターを
i-Phoneと同じようなツールとして操るのだ。
●五軸MC群
●汎用機も活躍しています
工業製品を作るのに、職人は必要ない。
すべてをデジタル化し、見える化していくことで、
理想工場を創ろうとしているのである。
ドイツのインダストリー4.0をすでにやっているではないか?
と僕は思った。
さらに毎年、いろいろな仕事のジョブローテーションを行う。
現場の仕事だけでなく、営業、企画、宣伝、ソフトウェア、様々な仕事を
ジョブローテーションしていく。
多少、効率が落ちても、結果的には、仕事のマニュアル化が自然と出来ていく。
HILLTOPの特徴は、アルミの単品短納期加工である。
アルミの総削り加工に特化し、最短5日でアルミの加工品を削るのが特徴だ。
最大300の刃物と200個まで搭載できるパレットチェンジャーを有したマシニング
センターが5台。
昼間はプログラム、夜に、加工を行うという、徹底した省人化を実現している。
そのHILLTOPに変革が起きてきている。
山本副社長の頭の中では変革でも何でもなく、
30年前からの構想がようやく実現のステップに来たということであろう。
その変革とは、医療機器メーカー向けの自動機や、搬送装置などが
売上の15%になってきたことである。
医療のISOも取得し、いよいよメーカーとしての機能を備えてきたのだ。
メーカーズラボ、クラウドファウンディングなどを取り入れながら、
メーカーとして第二創業が始まった。
僕は、10年後のHILLTOPが「昔はアルミの加工屋だったよなぁ」と
なっている予感がした。
山本副社長とのお付き合いは、約15年になる。
昔から山本副社長は、マシニングセンターのことを3次元プリンターと言っていた。
確かにそのとおりだ。
山本副社長のモノづくりの原点は、鉄腕アトムのお茶の水博士だ。
お茶の水博士が、漫画を描いて、機械に入れると、機械がガチャガチャ動き出す。
そして、漫画に描いたものが機械から出てくる。
これをマシニングセンターで実現できる、と考えたのが山本副社長の原点なのだ。
・静本営業部長(左)と山本副社長(右)
HILLTOPの工場見学会は、下記となります。
https://www.nc-net.or.jp/event/factorytour_2/
観てない方は、ぜひ!
また、2~3年たっている方も、見たほうがいいですよ。
●最高に綺麗な食堂
「ロボットメーカーになりたいんだよなぁ」山本副社長は呟いていた・・・
そうなるだろうなぁ・・・・