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2015年05月26日
タタルスタン共和国見学2
IT系の開発企業見学に行った。
IT系ということで、なんの仕事をしているのか?と思いきや~
○ICL SERVICES
世界で、最も古いコンピュータを開発している企業だ。
なんと、スプートニクを打ち上げたコンピュータを作ったとのこと。
スプートニクと言えば、映画「ライトスタッフ」でスターリン(?)の
笑いとともに悪の象徴で飛んだ、世界初の宇宙船である。
そんな宇宙船を飛ばしたコンピュータを作った企業に
お伺いできるのは、素晴らしいことだ。
現在は、ハードウェア部門2,000名、ソフト部門1,600名の企業だそうだ。
日本企業では、富士通との関係が深いとのこと。
うーむ、いろいろな企業があるなぁ・・・。
今回、初ロシアツアーで感じたことは、綺麗な街並み、美味しい料理、
ロシアもなかなかいいでないか~!ということだ。
鉄道もスピードは遅いがいい。
空港エクスプレス(エクスプレスだが、スピードは遅い)
○日本フォーミング(株)宮田社長、在ロシア大使館、松橋さんと
○着物姿は、富士電子工業(株)渡邊弘子社長
○今回お世話になった、ロシア大使館のみなさん。
川上参事官、松橋二等補佐官、村田三等補佐官
みなさん大変、お世話になりました。
2015年05月19日
タタルスタン共和国見学
タタルスタン?どこだ?
(地図上の赤部分)
ロシア第3の都市カザン(人口300万)が首都。
モスクワから東に約800kmだ。人口3000万。
石油、天然ガスが豊富にあり、自国で精製工場を持っている。
あまり情報のない中、行くことになった。
地球の歩き方を見ても、タタルスタンのことは一切出ていない。
しかし、まぁ、とりあえず、長谷川首相補佐官のツアーに参加することになり、
初めてロシアに行くことになった。
成田空港→モスクワ→カザンまでざっと16時間。
やっぱ、遠いなぁ~。
ホテルに着くとすぐに晩餐会。
大使館の方々からタタルスタンの産業、経済、観光について
スライドを観ながらの食事会となった。
長谷川さん挨拶。
夜に強い宮田社長(日本フォーミング(株))は起きている。
朝の4時ですから、寝るのは当然ですが、アルファ電子(株)樽川さん、熟睡。
(株)トーキンシステム新川社長と、富士電子工業(株)渡邊弘子社長は、
やはり大阪で夜にお強い社長らしく、なんとか、目をこじ開けてます・・・・
さて、翌日。
なんと、なんと、なんと、
ヘリコプターをチャーターしての工場見学会。
こんなの初めて~。
室内も綺麗です。
ロシア人の通訳とご一緒でご機嫌な日進工具(株)後藤会長。
アルファ電子工業(株)樽川社長、日本フォーミング(株)宮田社長、長谷川首相補佐官(後)、
富士電子工業(株)渡邊弘子社長(後ろ右)、(株)トーキンシステム新川社長、豊田通商(株)二宮さん。
タタルスタン共和国見学
さて、訪ねたのは、カザンからさらに東200kmにある経済特区経済特区アラブガ。
輸出入税:0%。法人税:5年間/2% 次の5年間/7% 2055年まで17.5%。
など優遇税制などが多く、これまで、フォード(8億ドル投資)、
ロックウール(オランダの絶縁材メーカー)アームストロング(米国の建材メーカー)などが
大型投資を行っている。
平均賃金は、ブルーカラー:300ドル。ホワイトカラー:400ドル。
最初に見学したのは、KAMAS(トラックメーカー)のエンジン工場見学。
鋳物、シャフトほか、ほとんどが内製とのこと・・・?
残念ながら写真は撮らせてもらえない。
製造工程自体は、日本より20~30年遅れてるかなぁ。
そして、トラック工場見学。
国産のトラックメーカーでトヨタのカイゼンを導入している。
なかなか綺麗に作っているが、やはり生産性はいまいちである。
ここも写真はダメ。
工場団地見学。(めちゃ広い工場団地)
タタルスタンでは電力供給、ガス供給、水道供給が自由でないために
日本のような町工場はないとのこと(豊田通商二宮さん)
中でいくつか、工場を見せていただいたが、
鋳物の後加工の機械加工屋さんは、写真OKだった。
ベンツとKAMASの合弁工場見学 月産30台程度
エンジン等はドイツから輸入(木箱に入っていた)
最後に見たのは、石油化学精製工場見学。
従業員2万人。ポリエチレン、エチレン系のプラスチック、ゴムを生産。
月産100万tの生産能力がある。5年後に200万tにしたい、と強引な会長。
まぁ、そんなに世界需要はないよ、という感じではあるが、
ルーブル安で資源関係はめちゃ売れなのだろう。
そんなことで工場見学1日目を終了した~
お疲れ様。
超眠い~。