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2007年01月12日

ふっ、ふっ、ふっ、オレは作家だ 作家・伊集院朔太郎

今、新幹線の中だ。
移動中の新幹線の中で原稿を書くなんてオレも売れっ子作家のようだ。

ひのちん
「工場の中心で愛を叫ぶ 第8話」書き上げたよ。送るから安心してちょ。

それにしても、またも締め切りを守ってしまった。
なんて良い奴。
というより、なんて気の弱い奴。

オレのなかでの作家というのは、ホテルオークラのスイートに缶詰めされて、担当の編集者がドアの向こうで青い顔で貧乏揺すりをしながら原稿を待っているという姿を思い描いているのだが、どうやらそんな日は来ないらしい。

あっこちゃん
一度でいいからそんな体験させておくれ。

それにしても、この新幹線揺れすぎだろう。
貧乏揺すりどころじゃなく、まるで、○○航空のような揺れ方だぜ。
列車のレールって新幹線や在来線も東京を離れれば離れるほどメンテナンスが悪いのかしらん。今日は岡山から博多までの乗車だが、「おい」と打とうとして「おう」になっちまう。

まあ、用もなく暇つぶしに、こんなブログを書いている奴には、あまり深刻な問題ではないのだが、この微妙な揺れは、まるでバイブのようだ。バイブといってもバイブレーションのことであり、○○○レーターではないので悪しからず。

「工場の中心で愛を叫ぶ」もエヌシーネットワークが雑誌を発刊するにあたり、少しくらいは仕事に関係なく読める娯楽があったほうが、雑誌としての面白みが増すだろうという個人的な思い込みで強引に連載しているのだが。

(製造業と打とうとして、製造牛王って何、誰かこの揺れ止めておくれ)

主人公は製造業の皆さんがよくご存知の金型だ。
しかも人格を持った金型だ。そしてその性格はオレそのものという設定で書いている。
よって話が進めば進むほど、エロの世界へ踏みこまざるを得ない。
そこで今日は編集長様にどこまで許容されるのかお伺いしたが、日経新聞に連載された「愛の流刑地」のような生々しい描写は認められないらしい。
オレ的には、あのくらいの描写があっても良いと思うのだが、そもそも、金型がどこまでできるのか怪しいもんだ。

金型とコトに及んだことの経験のある方は情報をお待ちしております。


トイレに行った。
ドアを開けた。
おばあさんが、しゃがんでいた。
おばあさんが、「キャー」と言った。
トイレは、8号車と7号車の間の売店の横にあった。
悲鳴を聞いた売り子のお姉さんが飛んできた。
おばあさんは、「この人が覗いた」と言った。
オレは、「ドアの鍵がかかっていなかった」と弁明した。
売り子のお姉さんは、オレに 「気をつけてください」と言った。
売り子のお姉さんは、おばあさんを慰めていた。

オレは何に気をつければいいのだろう。
オレは何を悪いことをしたんだろう。
新幹線の中でにトイレに行ったことが悪いのだろうか。
鍵のかかっていないドアを開けたのが悪いのだろうか。
きっと、そうだ。
トイレのドアを開ける前には、ノックをしなければいけないと小学校の先生に教えていただいたような気がする。
みんなもトイレのドアを開けるときは、ノックしたほうが良いと思う。
こうやって、人は犯してもいない痴漢にされてしまうんだろうなと納得した。

ふざけんな、ばばあ。
誰があんたのケツを見たがるか。
ちきしょう。
最低だぜ。

2007年01月12日 18:20

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