2008年10月04日
かどうりつ by宇都宮 (NCネットワーク加工事業部スタッフブログ)
機械加工の現場でよく聞かれる、かどうりつ。
漢字で書くと稼働率。
機械が動いている時間が分子、分母はさて…
一日24Hでしょうか?
それとも人がいる時間でしょうか?
定義次第で表される意味が違ってきます。
機械は文句言わないし、故障とかがなければ、24H動きますよね。
でも分母が24Hだと稼働率はかなり低いと思われるんじゃないですか?
同じ音読みの可働率。
ネットで調べたりすると、機械を動かしうる時間を分母にとるようです。
人がいて、材料があって、仕事があって、故障していなくて、プログラムもあって、工具も準備されていて、段取りもできて、動かしうる状況であれば必ず機械が動く時間。
目指すは100%なんでしょう。
でも動かしうる条件がそろっても、そこから材料が届いてなかったり、工具を探しに行ったり、段取りがなかなか進まなかったりと、可働率は100%になりません。
無駄が多いととらえるべきなんでしょう。
しかしこれらはあくまでも分子に来るのは機械が動いた時間です。
でも機械加工で本当に付加価値がある時間は、機械が動いている時間ではなく削っている時間では無いでしょうか。
機械は動いてる時間を増やしたいと考えられていますが、ほんとは切削されて切粉の出ている状態を増やしたいんだと思います。
実際機械は動いていても、切粉の出ていない時間は結構あったりします。
加工箇所間の移動時間、工具交換時間、ウォーミングアップ時間、等々結構あるものです。
ところで、ここでもっと深く突っ込んでみたいと思います。
本当に削っている時間を増やすことが、いいのでしょうか?それで儲かるのでしょうか?
マシンチャージが同じなら、一日24H、一年365日、全て削っていれば、全て付加価値、でもそれが上限です。
多分平均的に標準値としてマシンチャージを求め、見積る筈です。
お客様にそれを認めてもらい、加工費が決まります。
そこで、現場で工夫して短時間で加工が終わったとしたら、計算上時間単価は高くなる筈です。
逆算すると、工数削減分出来高が増える筈なんです。
いろいろデータをとって分析するのは、最終的に儲けに繋がることから逆算するべきだと思います。
稼働率、可動率が上がっても結果儲からないのなら、意味が無いですよね。
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2008年10月04日 09:40
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